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検索結果 22 件

  • 島根県東部宍道湖における斐伊川東流イベントの年代と堆積環境の変化

    瀬戸 浩二, 香月 興太, 仲村 康秀, 辻本 彰, 安藤 卓人, 入月 俊明, 齋藤 文紀 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 488-, 2023

    ...-S2コアに近い値だったものが,斐伊川東流イベント後では,2002-S1コアに近い値に変化している.これは斐伊川東流イベントにより潮流影響型の堆積システムから塩分密度流型の堆積システムに変化したことを示唆している.引用文献:瀬戸ほか(2006)第四紀研究,45,5,375−390.徳岡ほか(1990)地質学論集, 36,15-34.高安(2001)「汽水域の科学」:38-47.田村ほか(1996)島根大学地質学研究報告...

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  • 有孔虫群集に基づく中海における過去約600年間の古環境の変化

    嶋池 実果, 辻本 彰, 廣瀬 孝太郎, 瀬戸 浩二, 赤對 紘彰, 入月 俊明 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 249-, 2022

    ...<i> excavatum</i>や<i>B. frigida</i>が減少し,多様性が低下している.また,Nomura (2003) で富栄養・湖水の停滞性の指標とされる<i>T. hadai</i>の割合が増加していることから,一時的に湖水の停滞が生じた可能性がある.Phase 3(西暦1750年頃-1900年頃)では,浅海性種である<i>Ammonia tepida</i>や<i>M. subrotunda...

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  • 宍道湖における二枚貝漁獲量の減少が湖沼水 COD に与える影響

    神谷 宏, 江角 敏明, 加藤 季晋, 勢村 均, 管原 庄吾, 田林 雄, 山室 真澄 応用生態工学 20 (2), 167-177, 2018-02-28

    ...<p>宍道湖は,湖沼水質保全特別措置法の指定湖沼となっている汽水湖である.宍道湖では湖へ流入する汚濁負荷は減少しているが,湖水の化学的酸素要求量(COD)は増加している.この原因を明らかにするため,我々は COD に影響を与える可能性がある環境因子を用いて重回帰分析を行った.その結果,二枚貝ヤマトシジミ(<i>Corbicula japonica</i>)の漁獲による系外への COD 除去量の減少が...

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  • 東日本大震災による汽水湖涸沼の塩分変化とその影響

    大内 孝雄, 吉田 繁樹, 相﨑 守弘 水環境学会誌 41 (3), 55-59, 2018

    ...湖水の塩化物イオン (Cl<sup>-</sup>) 濃度は東日本大震災後に上昇し, 震災後3年間は高濃度であった。Cl<sup>-</sup>濃度が高くなった要因は, 地震による地盤沈下等で湖底面が下がり, 高塩分水塊が遡上しやすくなったことが大きく影響していると考えられる。沈下した湖底面は震災後に年々回復していることが確認され, Cl<sup>-</sup>濃度も震災3年後には低下した。...

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  • 堆積物間隙水中での重合体ケイ酸の存在と、その形成及び分解機構

    朴 紫暎, 杉山 雅人, 管原 庄吾, 江川 美千子, 清家 泰 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 218-, 2017

    ...<p> 本研究では淡水の琵琶湖(滋賀県)と三方湖(福井県)、汽水の水月湖及び菅湖(福井県)、中海(島根県・鳥取県)を対処として、湖水特性による堆積物間隙水中でのケイ酸の存在形態について研究を行った。この5つの湖で、間隙水中でのケイ酸の溶存濃度については単量体ケイ酸濃度、全ケイ素濃度ともに、淡水湖のほうが汽水湖より低い値を示したが、淡水湖の無酸素還元的な間隙水中のみに重合体ケイ酸が見られた。...

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  • 宍道湖西岸十四間川における青潮発生時の水質変化

    増木 新吾, 戸島 邦哲, 別所 大, 和田 洋一, 管原 庄吾 水環境学会誌 36 (5), 143-148, 2013

    ...また,宍道湖湖心の深場に滞留する比較的高塩分(8~10‰)の湖水が必ずしも青潮発生の直接の原因ではなく,長期的に滞留したことによって貧酸素化した比較的低塩分(5~7‰)の湖水が青潮発生の一因となる可能性が示された。...

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  • 汽水湖中海における塩分変動に応じた水質と沿岸藻場の変化

    宮本 康, 國井 秀伸 応用生態工学 9 (2), 179-189, 2006

    ...低塩分の汽水湖では, 塩分の増加が湖水の富栄養化と沈水植生の衰退を招くことが報告されている. しかし, 河口域に位置する塩分の高い汽水湖においては, このような塩分増加に応じた生態系の変化は明らかにされていない. 本研究は河口域に位置する中海において, 塩分の時空間的な増加が湖水の富栄養化と藻場の衰退を導くのかどうかを明らかにした....

    DOI 参考文献18件

  • 鹿児島県上甑島貝池の水, 堆積物, ―無酸素海洋環境の理解にむけて

    小栗 一将, 伊藤 雅史, 平野 聡, 久光 敏夫, 坂井 三郎, 村山 雅史, 北里 洋, 小泉 嘉一, 福井 学, 平 朝彦 地質学雑誌 108 (12), XXIII-XXIV, 2002

    ...このため湖水は恒常的な密度成層状態にあり, 水深5mから湖底までの溶存酸素量はOml/1を示した. 水深4.5~5.0m には光合成バクテリアと思われる微生物の濃密な分布が確認され, 堆積物最表層部分には繊維状の微生物による赤黒色のマットが形成されていることが明らかになった. 不撹乱採取された堆積物コアから, 厚さ1mm未満のマット状の構造が約3cm にわたり積層していることが確認された....

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  • S3-3 汽水域の藻類を用いた環境学習を考える

    大谷 修司 日本科学教育学会年会論文集 26 (0), 27-28, 2002

    ...汽水湖である宍道湖・中海は互いに湖水に含まれる塩分が異なり, それぞれ塩分に応じた生物が生息している。特に肉眼的な大きさの海藻類の水域による変化はダイナミックでその変化を観察しやすい。植物プランクトンの分布も両湖で異なっており, 汽水域では塩分が生物の分布を制限する大きな環境要因の一つであることを指摘することができる。...

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