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検索結果 946 件

  • 微量金属イオンの簡易目視検出を支援する化学システムと関連技術

    水口 仁志 分析化学 73 (1.2), 1-9, 2024-01-05

    ...<p>本論文では,可能な限り簡便な操作で迅速に微量金属イオンを測定することを目的として開発された分析方法について解説する.分析対象となる金属イオンに対する感度と選択性を確保するために,金属錯体の解離反応の速度特性,固相表面と金属錯体との相互作用,錯形成平衡とスペクトル特性との協同効果を利用した事例として,薄層クロマトグラフィー,メンブランフィルターへの濃縮を用いる定量分析,及び,同種金属二核錯体システム...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 石材ブロックの形状が石壁の振動特性に与える影響を調べる実験

    岩坪 要, 石川 龍星, 森山 仁志, 山尾 敏孝, 松家 武樹 土木構造・材料論文集 39 (0), 123-131, 2023-12-29

    城壁の石垣や石橋が大地震に遭遇すると石材ブロックの落下や壁の孕み出しが発生する.城壁の石垣は勾配がついていることが多いが,石橋の壁石は直立している形態が多いため壁石の外側への倒壊が発生する.そこで著者らは直立石壁の倒壊を防ぐ方法として,石材ブロックの形状を変化させる方法を考え石材ブロック壁の加振実験を行った.具体的には,通常の直方体ブロックと,ブロックの上下面に勾配を与えて断面が平行四辺形になる…

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  • 崩れ続ける大地での暮らし

    内藤 直樹, 殿谷 梓 文化人類学 88 (2), 243-263, 2023-09-30

    ...<p>本稿の目的は、景観の生産に関わる文化人類学者と地球科学(地質学)者の協働と対話を通じて、ユニークな物質的特性を備えた山村景観の動態を理解するための気づきを得ることにある。そのために「手に負えない景観(feral landscape)」論を手がかりにしつつ、それぞれ異なる時間スケールや情報に焦点をあてる地球科学(地質学)と文化人類学の協働に基づく景観史/誌の記述をおこなう。...

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  • 自然の賢明な活用を目指して:グリーンインフラ・NbS の推進における生態学的視点

    生態系管理専門委員会 調査提言部会, 西田 貴明, 岩崎 雄一, 大澤 隆文, 小笠原 奨悟, 鎌田 磨人, 佐々木 章晴, 高川 晋一, 高村 典子, 中村 太士, 中静 透, 西廣 淳, 古田 尚也, 松田 裕之, 吉田 丈人 保全生態学研究 28 (1), n/a-, 2023-04-30

    ...生態系の特性に関する留意点:3)生態系の空間スケールを踏まえよう、4)生態系の変化と動態を踏まえよう、5)生態系の連結性を踏まえよう、6)生態系の機能を踏まえよう、7)生態系サービスの連関を踏まえよう、8)生態系の不確実性を踏まえよう。...

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  • 大阪湾の都市沿岸部における干潟堆積有機物の分解特性

    大谷 壮介, 東 和之, 上月 康則 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 本研究では大阪湾沿岸部における13地点の干潟の堆積物について,100日間の生分解試験によって有機物の易分解・難分解性の定量化を行うと同時に有機炭素の分解に及ぼす要因について底質環境との関係性を明らかにした.堆積有機物濃度であるSOCは0.35–30.7mg/gであった.そのうち,易分解性有機物濃度は0.03–9.37mg/g(9–75%),難分解性有機物濃度は0.32–23.2mg/g(…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • リチウム過剰系正極材料の低結晶性の機能

    大石 昌嗣, 廣井 慧, 尾原 幸治 応用物理 92 (1), 35-39, 2023-01-01

    ...<p>リチウムイオン2次電池のさらなる高性能化を目指して,精力的な研究が数多く行われている.従来の正極材料は,材料の結晶構造を保ったままLiイオンのみが脱離挿入するため,優れた充放電サイクル特性を示す.一方で,高エネルギー密度を示すリチウム過剰系正極は,Liと遷移金属が連動することで生成される低結晶構造にて,多量のLiイオンの脱離挿入を達成していた.本稿では局所構造から平均構造まで解析可能なPair...

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  • 保健師が捉える乳幼児をもつ母親の育児に関するヘルスリテラシーの現状

    多田 美由貴, 岡久 玲子, 松下 恭子, 岩本 里織, 上白川 沙織 The Journal of Nursing Investigation 21 (1), 1-9, 2023

    ...</p><p>方法:A県の地域特性が異なる2市3町で働く母子保健業務経験年数3年以上の保健師5人を研究参加者とした.2018年3月~4月に半構成的面接調査を実施した.調査内容は,最近の母親の育児に関するヘルスリテラシーの現状をどのように捉えているか,それは子どもの健康にどのように結びついているか,育児情報を提供するにあたって上記のことを考慮して提供しているか等であり,質的帰納的に分析した.倫理的配慮...

    DOI 医中誌

  • 認知多様性に美術教育はどう貢献可能か

    佐原 理 美術教育学:美術科教育学会誌 44 (0), 155-165, 2023

    ...しかしそうした映像的触覚知の形成は個人差があり,触覚刺激を誘発しない特性の者もいることをNIRS (近赤外分光法)を用いて明らかにした。そうした被験者に対し,触覚を強調する映像メディアの授業実践にまつわる作業を追加でおこなったところ,再度のNIRS調査では賦活することが認められ,美術教育上の活動によるシナプス可塑性が認められた。よって,美術教育は認知特性の開発効果があることが認められる。...

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  • がん微小環境がパーシスター細胞を維持する

    松下 洋輔 ファルマシア 59 (4), 331-331, 2023

    ...されている.治療から逃れることのできる希少なクローンは,パーシスターがん細胞(persister cancer cell)と呼ばれる.パーシスターがん細胞は化学療法に対して可逆的な抵抗性を示す.細胞周期は主に休止状態にある持続性細胞であり,治療中止後に増殖を再開し,化学療法に感受性を示すようになる.2010年に初めて同定されたこのような細胞は,がん治療の標的として大きな注目を集めているものの,その特性...

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  • 都市運河に造成された人工干潟に飛来する鳥類の分布特性の定量的評価

    大谷 壮介, 中西 敬, 斉藤 祐一, 上月 康則 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...鳥類は汀線際を選択していることが確認された.また,鳥類は摂餌行動のためだけに干潟を利用しているのではなく,休息のために石積部分を利用していた.潮位変化と飛来数には関連性は認められず,鳥類は干潮-満潮の潮時によって分布位置を変えており,鳥類の利用・分布特性を定量的に評価することができた....

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 高次脳機能障害者における持続的反応時間測定と動作特性

    中野渡 友香, 白山 靖彦, 山口 佳子, 佐藤 紀, 加藤 真介 四国医学雑誌 79 (3.4), 173-180, 2023

    ...しかし,高次脳機能障害者の動作課題時の動作特性については明らかになっていない。そこで本研究では,リアクションと三次元動作解析を用いて,右下肢を挙上するまでを測定した反応時間と,Trail Making Test(以下,TMT)との関係性とともに,右下肢反応の動作特性を検討した。対象は,高次脳機能障害者23例と健常者56例であった。...

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  • 口腔のテクスチャー感受性は食品特性の知覚に影響する

    小出 理絵, 野口 毅, 山田 蘭子, 小澤 彩, 柴垣 あかり, 田中 恭恵, 服部 佳功 日本顎口腔機能学会雑誌 29 (2), 134-135, 2023

    <p>I.目的</p><p>口腔における味やテクスチャーに対する感覚の個人差は,食品イメージの捉え方の違いに影響する可能性がある.本研究では,口腔内でざらつきを検知するテクスチャー感覚の鋭敏さと,試験食品を摂取した時に感じる食品の物理的性質の関連を調査し,口腔のテクスチャー感受性と食品テクスチャーの知覚の関連を検討した.</p>

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 咽喉マイクロフォンを用いた顎口腔咽頭活動音の音響特性

    後藤 祐美, 鈴木 善貴, 木村 慧, 榎本 崇宏, 仲座 海希, 船岡 俊介, 内ケ崎 一徹, 有安 雄一, 新開 瑞希, 柴垣 あかり, 松香 芳三 日本顎口腔機能学会雑誌 29 (2), 132-133, 2023

    <p>I.目的</p><p>心音のように生体音は生体の健康状態を示す非常に重要な生体信号となり得る.歯科臨床の現場においても,顎関節症における顎関節雑音や嚥下障害における頸部聴診法<sup>1)</sup>など音声を用いた診断法が確立されている.口腔や咽頭部から生じる音として,構音・発語はもちろんのこと,それ以外にも咀嚼や歯ぎしり,いびき等,様々な口腔咽頭活動に伴って音声が生じている<sup>2…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 成人男性被験者における頭位が嚥下音に与える影響

    山上 祐美, 榎本 崇宏, 鈴木 善貴, 新開 瑞希, 松香 芳三 日本顎口腔機能学会雑誌 28 (2), 84-85, 2022

    ...との関係について,正面を向いた姿勢と顎引き姿勢で常温水5mLを嚥下した際,顎引き姿勢で第I音が有意に減少し,第II音が有意に延長したと報告しており<sup>6)</sup>,嚥下音の解析を行う場合,顎位といった交絡因子の影響を考慮する必要がある.同様に,頭位を変化させた場合においても,咽頭形状に影響を与えることが報告されている<sup>7, 8)</sup>ことから,頭頸部の姿勢によって嚥下音の音響特性...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 成人男性被験者における頭位が嚥下音に与える影響

    山上 祐美, 榎本 崇宏, 鈴木 善貴, 新開 瑞希, 松香 芳三, 七條 文雄 生体医工学 Annual60 (Abstract), 205_2-205_2, 2022

    ...FPAについては、中間位に比べて複合伸展位で有意に増加したことから、嚥下音の高周波成分が有意に増加し、頭位の変化の影響を受けることが示唆され、頭位と嚥下音の音響特性の関係から咽頭の形状を推定できる可能性があると示唆された。</p>...

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  • 免震支承と制震ダンパーを併用した橋梁システムのロバスト性に関する研究

    亟原 和弥, 井上 貴文, 中田 成智 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_730-I_736, 2022

    ...<p> 不確定性が高い地震外力に対してロバスト性の高い構造システムの重要性が示されており,そのような構造システムが求められている.免震構造と制震構造を組み合わせることにより,ロバスト性の高い橋梁構造を実現するための取り組みがなされている.本研究では,免震支承と制震ダンパーを併用した橋梁システムを対象とし,そのロバスト性に及ぼす免震・制震デバイスの特性の影響について検討を行った.地震応答特性の変動が小...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • スーパーにおけるイートインの特性と地域生活移行支援の場としての可能性の検討

    阿部 正美, 田口 太郎 都市計画論文集 56 (2), 234-240, 2021-10-25

    <p>本研究では、研究対象地のスーパーにおけるイートインが①利用側、スーパー側双方への調査からどの様な属性の人々に利用されているのかを把握し、②スーパーにおけるイートインの利用実態を明らかにする。③その上で、②で明らかにしたスーパーにおけるイートインが、救護施設入所者の地域生活移行支援の場としての可能性を有するのかを検討する。</p>

    DOI Web Site 参考文献1件

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