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関 耕平 環境経済・政策研究 17 (1), 56-59, 2024-03-31
DOI
茶林 敬司, 大田 将巳, 加藤 弘義, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 105-111, 2024-03-29
<p>鉱物組成を調整した低温焼成型クリンカーはセメント製造における焼成工程の省エネルギー化が期待されるが、同時に石灰石の脱炭酸によって発生する原料起源のCO<sub>2</sub>排出量削減も課題となっている。本研究では、産業廃棄物である生コンスラッジをカルシウム源としてクリンカー原料の一部に使用し、低温焼成型組成のクリンカー鉱物およびセメントの物性に及ぼす影響を検討した。その結果、本検討の系で…
DOI Web Site 参考文献3件
澁井 雄斗, 吉田 夏樹 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 335-343, 2024-03-29
<p>コンクリートの内部膨張による劣化のうち、アルカリシリカ反応(ASR)に加えて、近年、遅延エトリンガイト生成(DEF)が注目されている。劣化の過程でASRとDEFが化学的に相互作用し反応を助長しあうと示唆されているが不明な点が多い。本研究では、コンクリート試験体中でASRとDEFの複合劣化を実験的に再現し、膨張率の測定、断面観察・元素分析を行った結果、ASRとDEFがそれぞれ単独で生じた場合…
DOI Web Site 参考文献5件
浅野 洋斗, 吉田 夏樹, 森 泰一郎, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 508-515, 2024-03-29
<p>本研究では、相対湿度がCO<sub>2</sub>固定型混和材(γ-C<sub>2</sub>Sを主成分とする特殊混和材)の炭酸化速度および生成物に及ぼす影響を検討した。同混和材は、水とCO<sub>2</sub>が共存すると活性が高くなる。促進炭酸化試験において、低湿度(11%RH)では炭酸化は進行せず、中湿度(44%、66%RH)、高湿度(85%、95%RH)では炭酸化の進行が認められ…
DOI Web Site 参考文献10件
門田 浩史, 池尾 陽作, 竹内 勇斗, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 172-180, 2024-03-29
<p>本研究により空気中で炭酸化した再生細骨材を使用したモルタルは圧縮強度が増加し乾燥収縮は低減するのに対し、水中で炭酸化した再生細骨材を用いたモルタルの圧縮強度は低下し乾燥収縮は増加することが判明した。原因解明を目的としてセメントペーストを再生細骨材と同等の条件で炭酸化して分析を行った。その結果、空気中で炭酸化した場合は炭酸化前よりセメントペーストの弾性率が増加したのに対し、水中で炭酸化した場…
DOI Web Site 参考文献6件
吉田 夏樹, 澁井 雄斗 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 326-334, 2024-03-29
<p>エトリンガイトの遅延生成(DEF)の抑制対策として、フライアッシュ(FA)および高炉スラグ微粉末(BFS)の有効性が報告されている。本研究では、EPMAで取得した多点の面分析データを解析し、エトリンガイト(Ett)およびモノサルフェート(Ms)の分布状況を可視化した。DEF膨張したセメント系では、内部C-S-Hと外部C-S-Hの境界にEttが点在していた。FA混和系は内部C-S-H周囲にE…
高塚 稜, 吉田 夏樹, 門田 浩史, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 467-474, 2024-03-29
<p>セメントの主要水和物であるCHおよびC-S-Hの24時間までのごく初期の炭酸化メカニズムを検討した。本研究では、促進炭酸化における相対湿度の違いが炭酸化生成物の生成過程に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。CHの炭酸化反応では、非晶質炭酸カルシウムを前駆体とし、カルサイトが形成されていることが推察された。また、相対湿度の違いがカルサイトの形成速度に影響していることが示された。C-S-…
DOI Web Site 参考文献7件
茶林 敬司, 安達 丈, 加藤 弘義, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 26-34, 2024-03-29
<p>本研究では、組成の異なるカルシウムアルミノフェライトの水和反応に及ぼすアルカノールアミンの影響について、水酸化カルシウムや炭酸カルシウムなどが共存する各種条件下で検討した。その結果、アルカノールアミンはカルシウムアルミノフェライトの水和反応を促進し、特にFe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>比率の高いフェライトで反応促進効果が顕著であった。また、アルカノールアミンの中でもF…
坂本 渉, 吉田 夏樹, 西岡 由紀子, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 459-466, 2024-03-29
<p>C-S-Hを含むセメント硬化体や合成したC-S-Hの乾式炭酸化によって生成する炭酸カルシウムは、TG-DTAにおいて480℃付近の低温から徐々に熱分解することが報告されている。一方、炭酸カルシウムは650℃付近から熱分解することが知られており、炭酸カルシウムの低温からの熱分解は既往の知見と整合しない。本研究では、合成したC-S-Hの乾式炭酸化によって生成した炭酸カルシウムと単一相の炭酸カル…
DOI Web Site 参考文献4件
宇野 光稀, 近藤 早瑛, 細川 佳史, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 96-104, 2024-03-29
<p>石灰石微粉末(LSP)を10mass%まで混合した普通ポルトランドセメント(N)、中庸熱ポルトランドセメント(M)、低熱ポルトランドセメント(L)の圧縮強さ、水和反応に及ぼすトリイソプロパノールアミン(TIPA)の影響を検討した。LSPを混合したNにTIPAを添加することで材齢7日の水和物量が増加し空隙を充填することで圧縮強さが増進した。一方で、LSPを混合したM、LではTIPAを添加して…
須﨑 康臣, 田中 輝海, 杉山 佳生 健康科学 46 21-28, 2024-03-25
The study aimed to investigate the influence of workbooks on junior college students’ self-regulated learning and the relationship between cognitive strategy and self-regulated learning. We …
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薬剤性過敏症症候群診療ガイドライン策定委員会, 水川 良子, 濱 菜摘, 新原 寛之, 宮川 史, 橋爪 秀夫, 藤山 幹子, 高橋 勇人, 渡辺 秀晃, 大山 学, 山口 由衣, 川村 龍吉, 野村 尚史, 椛島 健治, 末木 博彦, 森田 栄伸, 阿部 理一郎, 浅田 秀夫 日本皮膚科学会雑誌 134 (3), 559-580, 2024-03-20
深見 俊崇, 森本 康彦, 泰山 裕, 山田 政寛, 大浦 弘樹, 益川 弘如 日本教育工学会論文誌 47 (4), 579-592, 2024-03-20
...がもたらす評価方法の変化,②真正の評価がもたらした学習と評価の変化,③諸外国におけるコンピテンシー等の捉え方の変化,の3点に整理することを目指した.その結果,教育工学において学習評価研究を深めていくには,評価者の学習評価の見直し,それに合わせた評価方法の見直しと多様化,その多様化に対応しテクノロジの有効利用に関する研究の必要性が導かれた.これらの研究を創出していくことが,これまで以上の学習者の変容,学習環境...
李 婉, 保永 展利, 高橋 絵里奈, 井上 憲一 環境教育 33 (1), 1_14-26, 2024-01-20
<p> This study was conducted to clarify the characteristics and relationships of forest-related knowledge, attitudes, and behaviors among university students in Japan and China by applying the …
DOI Web Site 参考文献23件
矢島 啓, 藤井 陽, 管原 庄吾, 吉田 圭介 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024
<p> 本研究では多波長励起蛍光光度計(MFL)による植物プランクトンの組成分類に,ランダムフォレスト(RF)を適用した.まず,培養株により現場を疑似的に再現した擬似観測データを用い,RF適用の妥当性を確認した.その後,ダム湖で得られた観測データを用いて,RFの適用性を検討した.組成分類は4グループ(Brown(珪藻+渦鞭毛藻+黄金色藻), Green(緑藻), Mixed(クリプト藻), …
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高橋 哲也, 澁谷 恵子, 鶴永 陽子 日本家政学会誌 75 (2), 46-55, 2024
...本研究では様々な使用環境を想定し, 異なる温度や湿度の雰囲気状態にて発熱状態の持続効果について調べた.</p><p> その結果, 雰囲気温度が低いほど, 吸湿に伴う発熱状態は時間的に長くなることがわかった. 同様に雰囲気湿度を変えて吸湿発熱挙動への影響を調べたところ, 低湿度の状態より吸湿させた方が発熱ピークが高くなる傾向が認められた....
千代 章一郎 日本建築学会計画系論文集 88 (814), 3388-3395, 2023-12-01
<p>In Le Corbusier’s atelier, Charlotte Perriand focused on the functional diversity of form studying the ‘standard’ mass-produced furniture.</p><p>Afterwards, having had the opportunity to visit …
DOI Web Site 参考文献2件
柚原 雅樹, 西 瑛莉子, 清浦 海里, 亀井 淳志, 川野 良信, 岡野 修, 早坂 康隆 地球科学 77 (4), 147-163, 2023-10-25
<p>北部九州東部に分布する油須原花崗岩の優黒質斑状岩相の主成分ならびに微量成分元素組成測定,希土類元素ならびにSr・Nd同位体比測定を行った.優黒質斑状岩相は,主に普通角閃石 -黒雲母花崗閃緑岩~花崗岩からなり,朝倉花崗閃緑岩赤岩体と油須原花崗岩の境界部と油須原花崗岩中に点在する.優黒質斑状岩相のモード組成と全岩化学組成は,主岩相と朝倉花崗閃緑岩赤岩体の間にある.朝倉花崗閃緑岩赤岩体から,9…
細谷 恵汰, 井上 亮, 小林 久高 日本建築学会技術報告集 29 (73), 1425-1430, 2023-10-20
<p>The spatial composition and characteristics of plazas in underground shopping malls across Japan were clarified. The spatial composition of squares was clarified in terms of (1) their …
山本 天音, 細田 智久, 三島 幸子, 秦 瑞希 日本建築学会技術報告集 29 (73), 1431-1436, 2023-10-20
<p>Efforts to integrated elementary and junior high schools are being encouraged nationwide to eliminate the “junior high school first grade gap” and to prevent school closures in communities amidst …
DOI Web Site 参考文献1件