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検索結果 1,361 件

  • 血漿タンパク質HRGは敗血症防止と生体恒常性維持に働く重要な因子である

    西堀 正洋, 和氣 秀徳, 阪口 政清 日本薬理学雑誌 159 (2), 107-111, 2024-03-01

    ...HRGの特異的受容体の一つとして,C-type lectin family 1A(CLEC1A)が同定された.さらに,ICU内敗血症患者の血漿中HRG測定データから,HRGレベルは,患者の重症度と予後予測の極めて優れたバイオマーカーとなることが分かった.これまでHRGの生理機能の重要性や,敗血症やARDS病態形成における役割については殆ど注目されてこなかったが,HRGは敗血症カスケードの進行防止と生体恒常性維持...

    DOI Web Site PubMed

  • Photochemical internalizationに基づく光依存的細胞質内RNA導入法の副作用低減

    坂東 晃成, 渡邉 和則, 大槻 高史 日本レーザー医学会誌 44 (1), 62-68, 2023-04-15

    ...<p>キャリアを用いた生体分子や薬物の細胞質内送達法において,積み荷物質(生体分子や薬物)がエンドソームに捉われてしまう問題がよく起こる.その解決法の一つとしてphotochemical internalization(PCI)と呼ばれる方法が知られている.この手法では,積み荷と共に光増感剤をエンドソーム内に局在させ,光照射することで,積み荷のエンドソーム脱出と細胞質内送達を引き起こすことができる....

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 生体軟組織用の無機系固体接着材

    岡田 正弘 Colloid & Interface Communications 48 (1), 20-22, 2023-03-10

    ...筆者らは最近、固体状態の「無機材料」が生体軟組織と瞬時に接着することを報告し、この材料を「固体接着材」と名付けた。生体適合性や機械的性質に優れる無機材料を使用しており、体内植込み型医療機器やインプランタブル・デバイスの簡便な体内固定技術として有望である。本稿では筆者らがこれまでに開発した無機系固体接着材を紹介する。</p>...

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  • 生体肝移植ドナーの併存精神疾患と精神科連携

    木村 宏之, 杉田 尚子, 大橋 綾子, 成田 尚, 藤澤 大介, 岡田 剛史, 松本 洋輔, 岸 辰一, 川崎 弘詔, 西村 勝治, 小倉 靖弘, 池田 匡志 移植 58 (Supplement), s116_2-s116_2, 2023

    ...<p>"【目的】</p><p>世界の中でアジア地区は生体肝移植ドナーの併存精神疾患が多いとされる。今回、生体肝移植ドナーの併存精神疾患の多施設調査について報告する。...

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  • 尿管ステントによる遅発性尿管穿孔

    荒木 元朗 移植 58 (Supplement), s136_2-s136_2, 2023

    ...透析歴2年の40代のO型男性に対し40代A型の姉をドナーとした血液型不適合生体腎移植を施行した。グラフトに2本の腎動脈が認められ、下極枝は下腹壁動脈と端々吻合し、尿管膀胱吻合には5Fr. 10 cmの小児用尿管ステントを留置した。術後2日目に移植腎動脈下極枝が閉塞、術後5日目のCTでステントの近位ループが腎盂より遠位側に認められた。術後16日目に手術創より尿が流出し、腎瘻を造設した。...

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  • レセプトデータを用いたダサチニブと胃酸分泌抑制薬の薬物相互作用に関する検討

    亀沖 真希, 牛尾 聡一郎, 佐田 光, 建部 泰尚, 濱野 裕章, 座間味 義人 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-P-I3-, 2023

    <p>【目的】</p><p>BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬の開発により、慢性骨髄性白血病(CML)患者の予後は大きく改善した。特に第二世代BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬であるダサチニブは、第一世代のイマチニブと比較して治療反応性が早く、高い臨床効果を有する。ダサチニブの治療到達率は定常状態血中濃度と関連することが知られている。一方で、胃内pHの上昇によってダサチニブは顕著な薬物濃度の…

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  • 多機能性血漿タンパクの受容体探索同定法と創薬戦略

    阪口 政清, 西堀 正洋 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S44-1-, 2023

    ...一方、血漿タンパクはその存在特性から、幅広く生体のホメオスタシス維持に働くことは、容易に推測できる。 演者らは、代表的なDAMPs 分子であるHMGB1あるいはS100A8/A9 と複合体を形成する血漿タンパク因子Histidine-rich glycoprotein (HRG)を同定し研究を進めてきた。...

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