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検索結果 774 件

  • 神経伝導検査と免疫固定電気泳動法からPOEMS症候群と診断し得た59歳男性例

    時村 瞭, 原 涼, 久保田 暁, 石浦 浩之, 小玉 聡, 代田 悠一郎, 濱田 雅, 戸田 達史 臨床神経生理学 51 (6), 651-657, 2023-12-01

    ...以上からPOEMS症候群と診断した。サリドマイド・デキサメタゾン療法と自家末梢血幹細胞移植を行い,下肢筋力が僅かに改善した。神経遠位部より中間部に伝導速度の低下が目立ち,下肢にアクセントのある神経障害の合併はPOEMS症候群と他の脱髄性ニューロパチーとの鑑別に有用である。POEMS症候群を疑った場合は免疫固定電気泳動法によるM蛋白測定が必要である。</p>...

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  • 進行期に血小板減少を伴った頭部血管肉腫の 2 例

    佐藤 志帆, 山﨑 修, 徳田 真優, 杉原 悟, 野村 隼人, 森実 真 西日本皮膚科 85 (3), 184-187, 2023-06-01

    ...2 例とも多発遠隔転移が出現し,腫瘍部での血小板消費により,Kasabach-Merritt 症候群と同様の機序で血小板減少をきたしたと考えた。当院で 2012~2021 年に経験した進行期に血小板減少を伴った 3 症例では,血小板減少を伴わなかった 25 症例と比較すると多臓器転移の割合が高かった。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 歯内治療が原因で菌血症となった単心室症患者の一症例

    大森 一弘, 杜 徳尚, 井手口 英隆, 岡本 憲太郎, 佐光 秀文, 児玉 加奈子, 山本 直史, 赤木 禎治, 笠原 真悟, 伊藤 浩, 高柴 正悟 日本成人先天性心疾患学会雑誌 12 (2), 30-36, 2023-05-31

    ...歯科治療は,観血的処置にはみえなくても菌血症を起こすリスクが高い.今回,感染性心内膜炎(IE)高リスクに分類されるフォンタン手術後の患者が歯科治療に起因すると考えられる感染症を起こし,緊急入院に至る症例を経験した.患者は20歳の男性.多脾症候群,右室型単心室に対して,両側両方向性グレン手術とフォンタン手術の手術歴がある.2021年6月,近医で下顎左側第二大臼歯(#37)の慢性根尖性歯周炎の診断のもと...

    DOI 医中誌

  • 好酸球増多と器質化肺炎を呈したder(1;7)(q10;p10)を伴う骨髄異形成症候群

    小村 綾, 廻 勇輔, 松原 千哲, 藤原 英晃, 湯川 椋也, 林野 健太, 中村 真, 吉田 親正, 山本 和彦, 松岡 賢市, 藤井 伸治, 前田 嘉信, 今城 健二 臨床血液 64 (7), 619-625, 2023

    ...<p>不均衡転座der(1;7)(q10;p10)は骨髄異形成症候群(MDS)における特徴的な染色体異常の一つである。症例は63歳男性で,発熱と肺炎を呈して当院を受診し,46,XY,+1,der(1;7)(q10;p10)を持つMDSと診断された。肺炎は気管支鏡検査により器質化肺炎(OP)と診断した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 多遺伝子パネル検査(MGPT)と遺伝性腫瘍診断

    山本 英喜 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S34-3-, 2023

    ...単一遺伝子の遺伝学的検査(Single-gene testing; SGT)が特定の遺伝性腫瘍の診断を目的とするのに対し、MGPTでは複数の遺伝性腫瘍症候群の鑑別が同時に可能である。MGPTは、遺伝性腫瘍を疑う特定の表現型がありながらSGTでは陰性の結果が返却される場合や、家族歴が乏しいあるいは家族歴情報が得られないケースで利点があると考えられる。...

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  • 肝移植後患者に発症したメトロニダゾール誘発性脳症の1例

    實金 悠, 安井 和也, 楳田 祐三, 八木 孝仁, 藤原 俊義 日本臨床外科学会雑誌 84 (8), 1301-1307, 2023

    ...<p>患者は57歳,男性.Budd-Chiari症候群による非代償性肝硬変に対して46歳時に生体肝移植術後.慢性期に門脈狭窄に起因する門脈圧亢進症に伴う腸炎や肝性脳症を繰り返していたが,肝不全兆候はなく外来フォロー中であった.今回,間質性肺炎急性増悪に対しステロイド加療中に<i>Clostridium difficile</i>腸炎を併発,メトロニダゾール内服にて軽快したが,腸炎症状は遷延していたため...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 無反応覚醒症候群をめぐる確率論的転回

    戸田 聡一郎, 日笠 晴香 生命倫理 32 (1), 86-94, 2022-09-28

    <p> かつて「植物状態」と呼ばれていた意識障害は、近年、その病態が含意するものの変遷により無反応覚醒症 候群( UWS) と呼ばれるようになった。しかし意識障害の診断基準や呼称の変遷、診断精度の向上にもかかわらず、その誤診率の高さは臨床において信用されるほど下がっていないとも指摘される。UWS患者にとって日常的なケアは重要であり、ケアの継続によってたとえわずかであっても意識の回復(発見) …

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  • 経過中に三重複癌を発症したPeutz-Jeghers症候群の1例

    藤原 敬士, 川野 誠司, 山崎 辰洋, 友田 健, 岩室 雅也, 加藤 博也, 岡田 裕之 日本消化器病学会雑誌 119 (5), 446-451, 2022-05-10

    ...<p>症例は46歳女性.腸重積,子宮頸癌,乳癌の既往があり,前医での大腸ポリープの加療時にPeutz-Jeghers症候群を疑われ紹介となった.カプセル内視鏡ならびにダブルバルーン内視鏡にて小腸多発ポリープを認め,病理組織にて過誤腫と診断された.その後経過観察中に三重複目となる膵管内乳頭状粘液性腫瘍(IPMN)由来の進行膵癌の発生を認めた.Peutz-Jeghers症候群では多重複癌の発生を念頭に置...

    DOI 医中誌

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