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検索結果 455 件

  • 大腸内視鏡検査後の食事量減少により正常血糖糖尿病性ケトアシドーシスを来したイプラグリフロジン内服中の2型糖尿病の1例

    大﨑 崇正, 冨田 周作, 原田 敬大, 松本 翔子, 齊藤 裕之 日本プライマリ・ケア連合学会誌 47 (1), 12-16, 2024-03-20

    ...検査ではアニオンギャップ開大性代謝性アシドーシスを示した.血中ケトンは上昇しており,血糖値は182 mg/dLであった.イプラグリフロジンによる正常血糖糖尿病性ケトアシドーシス(以下euDKA)と診断し同薬を中止した.輸液とインスリン投与によりアシドーシスは改善し,腹痛や嘔吐も消失した.SGLT2阻害薬を内服中の患者が本症例のように大腸内視鏡検査に伴う禁食や検査後の食事量減少を契機としてeuDKAを発症...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 中国・四国地方における卵巣癌に対する分子標的治療薬の使用状況およびコンパニオン検査が与えるHBOC診療への影響の調査

    田中 圭紀, 齋藤 渉, 下屋 浩一郎, 日比野 佑美, 松岡 敬典, 新垣 亮輔, 依光 正枝, 末岡 幸太郎, 青江 尚志, 平林 啓, 氏原 悠介, 古宇 家正, 前川 正彦, 山本 寄人, 白山 裕子, 中村 紘子, 早田 裕, 伊藤 裕徳, 春間 朋子, 藤田 志保, 石川 雅子, 奈良井 曜子, 小松 宏彰, 大石 徹郎, 卜部 理恵, 嶋村 勝典, 野中 道子, 田中 教文, 清水 美幸, 本郷 淳司 日本婦人科腫瘍学会雑誌 42 (1), 6-15, 2024-01-25

    ...</p><p>相同組換え修復欠損(Homologous Recombination Deficiency:HRD)症例の維持療法はPAOLA-1レジメン使用が58%,HR proficient(HRP)ではベバシズマブ55%,ニラパリブ45%であった.コンパニオン診断未実施例ではベバシズマブやニラパリブが選択されていた.再発症例においてはプラチナ感受性再発でポリアデノシン5'二リン酸リボースポリメラーゼ...

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  • 小児気管支喘息とウイルス感染症

    長谷川 俊史, 有吉 平, 手塚 純一郎, 坂田 恭史, 兼安 秀信, 岡田 裕介, 木村 献 日本小児アレルギー学会誌 37 (5), 467-476, 2023-12-20

    ...<p>小児気管支喘息の発症及び急性増悪においてウイルス感染は重要な要因の一つである.これまでにライノウイルス,respiratory syncytialウイルスなどの感染に関する報告は多く,さらに近年はヒトメタニューモウイルス,2009年に流行したA(H1N1)pdm09およびエンテロウイルスD68による急性増悪に関する報告も見られるが,新型コロナウイルスに関する報告は多くない....

    DOI Web Site 参考文献50件

  • 川崎病新規バイオマーカーおよび治療標的としてのインターロイキン33/ST2系

    岡田 清吾 山口医学 72 (4), 145-154, 2023-11-27

    ...に属するサイトカインで,通常は核内に局在しているが組織傷害にともない細胞外に放出される.放出されたIL-33は膜貫通型受容体ST2Lを発現する細胞を活性化するalarminとしての機能をもち,IL-33/ST2系は自然免疫制御機構の一つとして機能している.筆者らは川崎病冠動脈炎およびCAL発症にIL-33/ST2系が関与しているのではないかという仮説を立て,川崎病患者血清および冠動脈細胞を用いた解析...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 抗リン脂質抗体による炎症性細胞増幅作用の検討

    石丸 春奈, 金重 里沙, 瀬分 望月, 本木 由香里, 野島 順三 医学検査 72 (3), 358-364, 2023-07-25

    ...<p>抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome; APS)は,患者血中に抗リン脂質抗体群(antiphospholipid antibodies; aPLs)が出現することにより,動・静脈血栓症や妊娠合併症など多彩な合併症を発症する自己免疫疾患であるが詳細な病態発症機序は未だ解明されていない。...

    DOI Web Site 医中誌

  • アダリムマブ投与中に下顎部に再発した Wells 症候群の 1 例

    橋本 紗和子, 下村 尚子, 古森 環, 川上 かおり, 下村 裕, 小泉 明子 西日本皮膚科 85 (1), 25-29, 2023-02-01

    ...Wells 症候群の発症機序は明らかではないが,生物学的製剤に関連した症例が過去に海外で報告されている。調べうる限り,本邦において生物学的製剤投与中に発症した Wells 症候群の報告は無く,自験例が最初の報告である。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 多巣性運動ニューロパチー8例の臨床的特徴と長期経過

    根本 壌, 清水 文崇, 前田 敏彦, 西原 秀昭, 古賀 道明, 神田 隆 臨床神経学 63 (4), 209-213, 2023

    ...<p>多巣性運動ニューロパチー連続8例の臨床情報を後方視的に収集し,その特徴と長期経過を解析した.全例で一側上肢から発症し,6例で利き手から発症していた.7例で上肢への運動負荷の強い職業もしくは趣味があり,労作との関係が示唆された.脳脊髄液中の蛋白値は全例で正常から軽度高値であり,末梢神経伝導検査で伝導ブロックを4例に認めた.全例で経静脈的免疫グリブリン療法が奏功し,軽症の2例では完全寛解し維持療法...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献13件

  • 急速に進行する四肢麻痺で発症した乳児頚胸髄脂肪腫の1例

    藤井 奈津美, 野村 貞宏, 丸田 雄一, 渡邊 晶子, 杉本 至健, 貞廣 浩和, 石原 秀行 小児の脳神経 48 (4), 356-361, 2023

    ...<p>脊椎癒合不全を伴わないnon-dysraphic typeの乳児頚胸髄脂肪腫を経験したので報告する.2か月女児.1か月健診で四肢の筋緊張亢進を指摘され,その後急速な四肢麻痺を呈した.延髄から第二胸髄にかけて脊髄背側に脂肪腫を認め髄内腫瘍と考えられた.発症から1か月後に,脂肪腫の部分摘出により減圧を行うと四肢麻痺は著明に改善した.乳児頚胸髄脂肪腫においては強い脊髄症状を呈していても脊髄を損傷せず...

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  • 経口 JAK 阻害薬による円形脱毛症治療:バリシチニブの治療成績を中心に

    下村 裕, 伊藤 泰介, 井阪 圭孝, 西川 厚嗣, 西川 裕美子, 荒西 利彦, 板倉 仁枝, 大山 学 西日本皮膚科 84 (6), 491-498, 2022-12-01

    ...<p>円形脱毛症の発症機序に注目した新規治療として,ヤヌスキナーゼ(Janus kinase:JAK)阻害薬の臨床開発が進められている。JAK1/2 阻害薬であるバリシチニブは,国際共同第 3 相試験の成績をもとに, 2022 年 6 月,「円形脱毛症(ただし,脱毛部位が広範囲に及ぶ難治の場合に限る)」への適応が日本で承認された。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件

  • 脳卒中発症時にDNAR選択を代理意思決定した家族の思い

    高谷 恵理, 伊東 美佐江, 松本 啓子 家族看護学研究 28 (1), 42-54, 2022-10-31

    ...<p>目的:重症な脳卒中発症によりDNAR選択を代理意思決定した家族は,突然の出来事に戸惑いが予想される.しかし,このような状況の家族が抱いている思いについて焦点を当てた研究は多くない.そこで,脳卒中発症直後にDNAR選択を代理意思決定した家族がどのような思いがあるのかを明らかにすることを目的とした....

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  • 抗リン脂質抗体による単球表面組織因子発現に対するCD14抗原の関与

    金重 里沙, 三島 千穂, 長谷川 真梨, 清水 直人, 三島 健太郎, 本木 由香里, 野島 順三 医学検査 71 (3), 397-403, 2022-07-25

    ...<p>抗リン脂質抗体症候群(anti-phospholipid syndrome; APS)は,血液中に多種多様な抗リン脂質抗体群(antiphospholipid antibodies; aPLs)が出現することにより多彩な血栓性合併症を呈する自己免疫疾患であるが,その病態発症機序は明らかになっていない。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 全身性エリテマトーデス合併患者の生体腎移植後にくも膜下出血とたこつぼ症候群を併発した一例

    森岡 智之, 若松 弘也, 竹内 暢, 亀谷 悠介, 白源 清貴, 太田 啓介, 弘中 秀治, 松本 美志也 蘇生 41 (1), 26-, 2022-06-30

    ...術後9日目にSAH,たこつぼ症候群を発症した。それぞれの病態を考慮し,厳密な循環や呼吸の管理により,神経学的後遺症を残すことなく退院することができた。</p><p> SLEにSAHを合併する頻度は一般集団よりも高く,発症した場合の予後は悪い。SLE合併患者に腎移植術を予定する場合には,脳血管障害併発のリスクが通常より高いことを患者・家族に十分説明し,術前に脳血管の精査を行うことが望ましい。</p>...

    DOI 医中誌

  • わが国におけるacute-on-chronic liver failure(ACLF)とその関連病態の診断基準

    持田 智, 中山 伸朗, 寺井 崇二, 吉治 仁志, 清水 雅仁, 井戸 章雄, 井上 和明, 玄田 拓哉, 滝川 康裕, 高見 太郎, 加藤 直也, 阿部 雅則, 安部 隆三, 乾 あやの, 大平 弘正, 笠原 群生, 茶山 一彰, 長谷川 潔, 田中 篤 肝臓 63 (5), 219-223, 2022-05-01

    ...時間INRが1.5以上ないし同活性が40%以下で,総ビリルビン濃度が5.0 mg/dL以上を示す症例」をacute-on-chronic liver failure(ACLF)と診断し,肝,腎,脳,血液凝固,循環器,呼吸器の臓器機能障害を基に重症度を4段階に分類することを2018年に提案した.同研究班はこの診断基準(案)に準拠する症例とこれに関連する病態の症例の全国調査を実施し,2017~19年に発症...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • ペムブロリズマブ投与後に生じた皮膚障害の 2 例

    杉本 紘子, 上田 茜, 下村 尚子, 野田 健人, 佐伯 一成, 濱田 和希, 下村 裕 西日本皮膚科 84 (2), 104-109, 2022-04-01

    ...プレドニゾロン (PSL)内服に加えステロイドパルス療法を行い皮疹は改善傾向だったが,経過中ペムブロリズマブによる免疫関連有害事象として肝障害を発症し,再びステロイドパルス療法を行った。PSL 漸減時にミコフェノール酸モフェチルを追加し,肝障害,皮疹ともに改善した。症例② 87 歳,男性。上顎歯肉癌の術後再発,頚部リンパ節転移に対してペムブロリズマブを投与した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

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