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検索結果 133 件

  • 小学校理科において知的謙虚さを育成するために重要な視点は何か

    川崎 弘作, 雲財 寛, 中村 大輝, 中嶋 亮太, 橋本 日向 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 85-90, 2023-12-09

    ...<p>本研究では,生命領域における探究の特徴を踏まえた学習指導が知的謙虚さの育成に有効か否かを明らかにすることを目的とした.このために,小学校第6学年「植物のからだのはたらき」において授業実践を行った.その結果,量的分析から,知的謙虚さ得点の平均値が実践後に向上していたと判断できる結果が得られなかった.このため,生命領域における探究の特徴を踏まえた学習指導が知的謙虚さの育成に有効であるとはいえないと...

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  • 小学校理科における知的謙虚さ尺度の開発

    雲財 寛, 川崎 弘作 科学教育研究 47 (4), 411-422, 2023

    <p>The purpose of this study was to develop an intellectual humility scale in elementary science education. To achieve this goal, a preliminary survey of 11 teachers and a main survey of 791 …

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  • 発作抑制後も高次脳機能障害が残存した前頭葉焦点と考えられるてんかんの1例

    諸岡 輝子, 岡 牧郎, 荻野 竜也, 吉永 治美, 小林 勝弘 脳と発達 55 (5), 356-362, 2023

    ...<p> 前頭葉焦点のてんかんの患者では,前頭葉における認知機能の低下がみられることが報告されているが,てんかん発作が抑制された後も長期にわたって認知機能の経過を詳細に追跡した報告は無い.症例は12歳8か月に前頭葉焦点と思われる発作が群発したてんかんを有する男子で,発症から約1年で発作はほぼ抑制され,その1年後に実施した検査では,脳波上のてんかん発射は消失し,全般的な知的能力は上昇していた.一方で,発作群発後...

    DOI 医中誌

  • 理科における知的謙虚さ尺度の再構成

    雲財 寛, 川崎 弘作 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (4), 203-206, 2022-12-18

    ...<p>本研究の目的は理科における知的謙虚さ尺度を再構成し,項目の特徴を明らかにすることである.雲財・川崎(2021)では,「開放性」「一般化への慎重さ」「知性と自我の独立」という3因子構造を提案したものの,「知性と自我の独立」因子において収束的妥当性が認められなかった.この課題を解決するために,尺度を再構成するとともに,項目反応理論を用いて各項目の特徴について検討した.その結果,「誤謬の自覚」「知識...

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  • 小学校理科における「法則」の構築過程に基づく学習指導による知的謙虚さの育成

    川崎 弘作, 雲財 寛, 中山 貴司 理科教育学研究 63 (1), 41-51, 2022-07-31

    ...その結果,質問紙調査による量的分析において,理科における知的謙虚さのうち「一般化への慎重さ」因子の得点の平均値が向上していたと判断でき,児童の実践後の感想に対する質的分析から量的分析の結果を支持する記述がみられた。このことから,「法則」の構築過程に基づく学習指導は「一般化への慎重さ」に関わる知的謙虚さの育成に有効であると判断した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 障害児の触覚過敏の困りごとに関する保護者アンケート

    山田 裕之, 田村 文誉, 加藤 篤, 石黒 光, 江草 正彦, 尾崎 由衛, 玄 景華, 小坂 美樹, 後藤 申江, 髙井 理人, 野本 たかと, 弘中 祥司, 町田 麗子 日本障害者歯科学会雑誌 43 (2), 155-162, 2022-06-30

    ...</p><p>触覚過敏の困りごとについて他者に相談した割合は67.7%(42/62名)であった.相談先は医療関係者が最も多かった.相談先から脱感作を指導された割合は,軽度障害50.0%(4/8名),肢体不自由62.5%(5/8名),知的能力障害50.0%(1/2名),重複障害58.3%(14/24名)であった....

    DOI 医中誌

  • 知的障害者における認知症研究

    竹之下 慎太郎, 桑野 良三, 井上 友和, 黒住 卓, 長壽 厚志, 寺田 整司, 末光 茂 発達障害研究 44 (1), 70-74, 2022-05-31

    ...を疑われながら,十分な評価を受けていない知的障害者が数多く存在する.知的障害者への使用を前提とした認知症スクリーニング方法の確立が必要である.2017 年から岡山大学と社会福祉法人旭川荘は,知的障害者における認知症の包括的研究に取り組んできた.これまでに実施した,知的障害者における認知症有病率調査と,認知症スクリーニング方法「DSQIID」の有用性を検証した研究について紹介する....

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  • 性別違和を疑われた男児の箱庭療法

    椙原 彰子 箱庭療法学研究 35 (1), 69-78, 2022

    ...<p>本研究では,家族の問題が背景にあり,難治てんかん,知的能力障害があり,性別違和を疑われた男児の箱庭療法について報告する。彼は動物園や戦いなどを箱庭で表現したため,このことは,男児の箱庭表現と考えられた。箱庭表現などのフィードバックによって,性別違和を疑われたような行動は,「女性の服への嗜好」と判断された。彼は一つの刺激によって箱庭を玩具で埋め尽くし,何度も作り変える世界を表現した。...

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  • 5. Residents-as-Teachersについて

    橋本 忠幸, 西城 卓也, 小杉 俊介, 金澤 剛志, 長谷川 雄一, 木戸 敏喜, 大塚 勇輝, 菊川 誠 医学教育 52 (6), 525-531, 2021-12-25

    ...わからないことを共有できる「認知的近接性」と, 長い間時間と空間を共有できる「空間的近接性」である. 研修医や専攻医のための指導スキル向上を目的としたプログラム, Residents-as-Teachersプログラムは世界中で展開されているが, 日本ではまだ少ない. 我々は研修医や専攻医にとって必要な指導スキルが何かを研究で明らかにし, その結果を元に1年間のフェローシップを運営している....

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  • 理科における知的謙虚さ尺度の検討

    雲財 寛, 川崎 弘作 日本科学教育学会研究会研究報告 36 (2), 21-26, 2021-12-19

    ...<p>本研究の目的は,理科における知的謙虚さ尺度を開発することであった.この目的を達成するために,教師11名を対象とした予備調査と小学生791名を対象とした本調査を実施し,理科における知的謙虚さの因子構造について検討した.その結果,「開放性」「一般化への慎重さ」「知性と自我の独立」という3因子構造からなる,完全版と短縮版の2種類の尺度を開発することができた.今後は,項目反応理論をもとに質問項目の特性...

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  • 自閉症スペクトラム障害のある小学生が感情の調整方略を仲間とともに考える小集団指導

    岬 和希, 丹治 敬之 特殊教育学研究 59 (2), 105-119, 2021-08-31

    ...また、参加児や保護者の報告、および参加児の行動観察から、認知的再評価をはじめとする情動調整方略の学習、方略の有効性の認知、日常生活での方略使用が確認された。最後に、プログラム中の行動観察より、仲間との関係性の中で自己の情動への意識が高まり、他者からの情動調整方略の取り込みや、新たな情動調整方略の気づきが促されることが考察された。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • ぬいぐるみから届くポジティブ・フィードバックが知的障害児の衣服着脱の自立レベルに与える効果

    岡崎 善弘, 丹治 敬之, 高下 心輔, 土田 健太, 貝畑 佑子, 小野 直紀 日本教育工学会論文誌 44 (Suppl.), 101-104, 2021-02-20

    ...<p>ぬいぐるみから届くポジティブなフィードバックが知的障害児の衣類着脱の自立レベルに与える効果について検討した.衣類着脱に課題を持つ知的障害児が本研究に参加した.ボタン型スピーカーを装着したぬいぐるみを児童の近くに置き,ぬいぐるみを通してポジティブなフィードバックを児童に伝えた.フィードバックはスマートフォン専用のアプリを用いて送られた.ABABデザインを用いて効果を調べた結果,衣類の着脱に関する...

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  • 国立大学法人19大学における共同研究の実施状況の解明に関する実証的研究

    北村 寿宏, 藤原 貴典, 川崎 一正, 竹下 哲史, 内島 典子, 秋丸 國廣 産学連携学 17 (1), 1_54-1_68, 2021-01-31

    <p>地方にある国立大学の共同研究の実施状況を明らかにすることを目的に,国立大学を対象に共同研究契約情報を調査し,回答の得られた19大学について,共同研究の相手先やその地理的分布を調査した.その結果,ほとんどの大学で,共同研究の相手先は,大企業の割合が高く,次いで中小企業の割合が高くなっている.相手先の大企業の多くは,関東地方に位置する企業である.中小企業を相手先とする共同研究は,大学所在地県内…

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  • 知的障害を伴ったGlenn術後患者の静脈内鎮静法の経験

    宇治田 仁美, 若杉 優花, 中納 麻衣, 西岡 由紀子, 樋口 仁, 前田 茂, 宮脇 卓也 日本歯科麻酔学会雑誌 48 (4), 138-140, 2020-10-15

    <p>  We performed intravenous sedation for the extraction of deciduous teeth in a 9-year-old boy with hypoplastic left heart syndrome (HLHS) and intellectual disability who had previously undergone …

    DOI 医中誌

  • スポーツの認知的観戦能力の解明

    齊藤 隆志, 醍醐 笑部, 出口 順子, 高岡 敦史, 中路 恭平, 嶋崎 雅規, 佐野 昌行, 川崎 登志喜, 長野 史尚, 柳沢 和雄 体育・スポーツ経営学研究 33 (0), 1-19, 2020-03-31

    <p>The purpose of this study was to elucidate the structure of cognitive capability in sports spectating.</p><p>First, a hypothesis construct of cognitive capability in sports spectating was made …

    DOI Web Site

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