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関 昌子, 山口 修, 長嶺 敬, 伊藤 誠治, 荒井 治喜 北陸作物学会報 55 (0), 23-26, 2020
オオムギ雲形病は,Rhynchosporium commune によって引き起こされ,葉身や葉鞘,穂などを侵して収量と品質の低下をもたらす.オオムギ雲形病菌は世界各地で病原性の変異が報告されており,日本でもレースの分化や変遷が報告されている.本報告では,抵抗性品種「Almerfelder」を交配親として得られた「新系C179DH」と「北陸皮57号」のオオムギ雲形病抵抗性の評価を行った.両系統は,…
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張 欣, 崔 中秋, 崔 晶, 松江 勇次, 尾形 武文, 楠谷 彰人 日本作物学会紀事 84 (2), 176-181, 2015
中国人の食味に対する嗜好性に裏打ちされた食味官能評価方法を確定するために,福岡県産の日本品種を用いて中日両国のパネルによる食味官能試験を行った.総合評価,外観,味,粘り,硬さの各食味評価項目において,中国人パネルと日本人パネルとの間には有意な正の相関関係が認められた.すなわち,パネルが異なっても,日本産品種の食味に対する評価傾向は同じであった.しかし,品種別に総合評価をみると,日本人パネルでは評…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件
澤村 信生, 奈良井 祐隆, 手柴 真弓, 堤 隆文, 望月 雅俊, 土田 聡, 鈴木 俊郎, 市橋 秀幸, 田端 純, 佐々木 力也 日本応用動物昆虫学会誌 59 (4), 183-189, 2015
We investigated the possibility of predicting the emergence of first-generation young nymphs of the mealybug <i>Planococcus kraunhiae</i> (Kuwana) by using effective cumulative temperature, with …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献1件
大倉 英憲, 矢羽田 第二郎, 牛島 孝策, 村本 晃司, 松本 和紀 農業生産技術管理学会誌 21 (1), 1-8, 2014-06-15
ヒリュウ台ウンシュウミカン'大津4号'の株間の違いが樹体生育,収量および果実品質に及ぼす影響について調査を行い,ヒリュウ台栽培に適した株間について検討を行った.定植時の株間が1m(一部定植後8年目に間伐),2mとして調査を行った.その結果,株間の違いや間伐の有無によって樹冠短径以外の樹体生育および果実品質に大きな影響は無く,低樹高を維持した.収量は,株間を2mとしたものが多く,隔年結果指数も小さ…
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森田 敏, 坂田 雅正, 坂井 真, 宮崎 真行, 井上 健一, 丸山 篤志, 小柳 敦史, 黒田 栄喜 日本作物学会紀事 83 (1), 48-57, 2014
DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献15件
加藤 光弘, 影山 智津子, 石井 香奈子, 上西 啓資, 藤田 絢香, 草野 成夫, 野口 真弓, 岩波 徹 日本植物病理学会報 80 (4), 222-228, 2014
SDVにより引き起こされる温州萎縮病は収量や果実品質の低下を引き起こすことから問題となっている.カンキツのウイルス検定はこれまでELISA法が一般的に用いられてきたが,新梢を検体とすることから検定できる期間が1年のうち数週間と限定されており,かつ検定に時間を要することが問題となっていた.そこで,イムノクロマト診断キットにより簡単,迅速に,かつ周年可能なSDV検出方法を検討した.その結果,春の新梢…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献7件
古賀 武, 下村 克己, 末吉 孝行, 三井 寿一, 浜地 勇次 園芸学研究 13 (2), 91-95, 2014
近紫外線除去(UVA)フィルム被覆下でも果皮の着色が優れる単為結果性ナス品種育成の可能性を判断する目的で,へた下の着色が濃い半数体倍加(DH)系統(濃系統),へた下の着色が淡いDH系統(淡系統)およびこれらのF<sub>1</sub>を供試して,へた下の着色程度とUVAフィルム被覆下における果皮色との関係について検討した.一般農業用ビニルフィルム被覆下(農ビ区)とUVAフィルム被覆下(UVA区)…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件
龍 勝利, 井手 治 園芸学研究 13 (3), 235-240, 2014
網入り果は果実の外側から維管束が透けて見える症状の果実であり,特有の網模様を呈して外観が優れず,果実硬度が低いため商品価値が低い.本実験では,網入り果発生に及ぼす昼温の影響について検討した.夜温を8°C一定に制御した場合,昼温20°Cでは網入り症状が強く現れたのに対し,昼温24°Cおよび昼温28°Cでは症状が軽減された.さらに,促成トマト栽培において開花前から開花期の加温機の設定を日中20°Cと…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件
松原 英隆, 今村 弥生, 小山 太 におい・かおり環境学会誌 45 (2), 143-152, 2014
...</p><p>本研究では,豚の排泄物の抽出液をゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて10ml毎に分画し,各画群の臭気試験とGC-MS分析を行った.また,豚の排泄物に含まれる臭気物質のうち,臭気が残留し易い高沸点臭気物質に注目した.それぞれの臭気物質の閾値を求め,GC-MS分析で検出された臭気物質濃度と閾値の比を臭気換算値とし,それぞれのGPC溶出画群で感じる悪臭を臭気物質の特徴臭と...
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石橋 勇志, 岡村 健太, 宮崎 真行, 湯淺 高志, 井上 眞理 日本作物学会講演会要旨集 237 (0), 350-, 2014
田中 政嗣, 陰山 聡一, 星 一美, 秋山 清, 鈴木 希伊, 神藤 学, 佐野 文彦, 佐藤 義政, 北山 智広, 林 みち子, 犬養 尚子, 高田 広達, 長谷川 清寿, 中原 仁, 磯崎 良寛, 林 武司, 鍋西 久, 亀樋 成美, 齋藤 公治, 稲葉 泰志, 今井 敬 日本胚移植学雑誌 = Japanese journal of embryo transfer 35 (2), 61-66, 2013-05-28
医中誌 参考文献16件
清水 信孝, 浦 広幸, 石井 貴明, 嶽本 弘之 九州病害虫研究会報 59 (0), 53-56, 2013
福岡県内の秋播きコムギで発芽期の出芽不良を引き起こしているシロトビムシ類に対し,農薬の2剤同時処理による防除効果を検討した。チウラム水和剤の種子塗沫とBPMC 粉剤もしくはイミダクロプリド水和剤の種子粉衣を組み合わせた2剤同時処理は,上記3剤の単用処理と比較してコムギの出芽率が高く,防除効果の向上が認められた。
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件
千々和 浩幸, 朝隈 英昭, 石坂 晃 園芸学研究 12 (3), 263-267, 2013
六倍体完全甘ガキ品種の‘富有’と‘太秋’との交雑で生じた不完全種子から,九倍体無核性完全甘ガキ品種‘福岡K1号’(商標名:秋王)を育成した.‘福岡K1号’の成熟期は‘太秋’とほぼ同時期で,10月中旬~11月上旬であった.果重は平均365 gで‘富有’より大きく,‘太秋’と同程度であった.果実糖度は平均19.6°で果肉硬度は柔らかく,肉質は粗で食味は良好であった.単為結果性および偽単為結果性ともに…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献4件
巣山 拓郎, 谷川 孝弘, 山田 明日香, 松野 孝敏, 國武 利浩, 佐伯 一直, 中村 知佐子 園芸学研究 12 (4), 343-349, 2013
<i>H. macrophylla</i>や<i>H. macrophylla</i>と<i>H. serrata</i>の種間雑種には自家不和合性を示す系統があり,八重咲きなど劣性形質を目標とする育種の障壁となっている.そこで<i>H. macrophylla</i>と<i>H. serrata</i>の種間雑種系統‘03NL3’を供試し,異なる開花段階における受粉処理や花序の温湯処理を行い,…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献9件
石橋 融子, 熊谷 博史, 田中 義人, 松本 源生, 石橋 正文 土木学会論文集G(環境) 69 (7), III_301-III_306, 2013
有明海沿岸部における溶存態ケイ素(DSi)の陸域からの負荷量を把握することを目的に, 有明海流域に多くあり施肥によるSi供給と水稲によるDSi吸収の考えられる水田についてSi流入および流出負荷量を算出した. 調査は2面の水田CおよびDで行った. 水田CおよびDのSi流入負荷畳は71および44g/m<sup>2</sup>で, …
DOI Web Site 参考文献4件
原野 圭輔, 島内 啓次, 伊藤 夢奈, 宮崎 真行, 石橋 勇志, 湯淺 高志, 井上 眞理 日本作物学会講演会要旨集 235 (0), 332-, 2013
上田 景子, 亀井 一郎, 金子 周平, 荒木 雅登, 兼子 明, 水海 吉太郎, 田中 研実, 近藤 隆一郎 木材学会誌 59 (5), 261-268, 2013
果樹剪定枝残さの迅速分解を目指して,ヒイロタケ(<i>Pycnoporus coccineus</i>)NBBC109336株の菌糸体から凍結乾燥の製剤(粉末製剤),液体状の製剤(液体製剤),固形状の製剤(固形製剤)を作製した。このうち,粉末製剤からの菌糸の再生は劣った。液体製剤は,常温より高い35℃において5カ月間保存しても菌糸再生能力を失わず,滅菌条件下で剪定枝の重量および容積密度を対照区よ…
DOI Web Site 参考文献27件
川村 富輝, 小田原 孝治, 光岡 宗司, 井上 英二, 岡安 崇史 農作業研究 48 (2), 49-59, 2013
ロータリハローの播種条部分に培土用カルチ爪を装着した改造ロータリによる部分浅耕播種法のダイズ栽培における特長を播種比較試験と現地試験により検討した.部分浅耕播種法は,多湿土壌条件下でも播種作業が可能で,播種後が多雨・少雨どちらでも苗立ちが安定した.部分浅耕播種したダイズは,慣行に比べて,主茎長が長く,最下着莢高が高く,多収となった.
DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献23件
石突 裕樹, 松江 勇次, 尾形 武文, 齊藤 邦行 日本作物学会紀事 82 (3), 252-261, 2013
日本晴とヒノヒカリを供試し,2009年に岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センターの水田で栽培した対照区,遮光区,高温区の玄米を粒厚別に選別して食味官能試験(基準米は各区粒厚1.8 mm以上の精玄米)を行った.総合評価は対照区で粒厚が小さくなるほど低下し,1.9 mm以下で顕著な低下がみられ,高温区では2.0 mm以下,遮光区では1.9 …
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関 昌子, 長嶺 敬, 伊藤 誠治, 山口 修 日本作物学会講演会要旨集 235 (0), 420-, 2013