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検索結果 695 件

  • 関節リウマチに対する治療経過中に発症した肝類洞閉塞症候群の1例

    矢野 花佳, 堀 明日香, 三橋 威志, 樫原 孝典, 田中 宏典, 友成 哲, 河野 豊, 岡本 耕一, 佐藤 康史, 宮本 弘志, 常山 幸一, 坂東 良美, 高山 哲治 四国医学雑誌 79 (5.6), 263-268, 2024

    ...M2BPGiは4.87COIと線維化を示唆する所見を認めた。腹部超音波検査では腹水貯留があり,肝硬度は12.7kPaとF4相当の線維化が疑われた。病理組織検査ではA2,F2-3相当の慢性活動性肝炎および線維化所見を認めた。Azan染色では内腔狭窄を伴う中心静脈を認め,肝類洞閉塞症候群と診断した。メトトレキサートおよびイグラチモドを中止し経過をみたところ,肝機能は徐々に改善を認めた。...

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  • 細胞膜に障害を及ぼすレンサ球菌由来溶血毒素の構造的および機能的な多様性

    田端 厚之 生化学 95 (6), 757-764, 2023-12-25

    ...および機能的な多様性が確認され,細胞膜コレステロールを受容体とする典型CDCに加えて,ヒトCD59を受容体とする非典型CDCの存在も確認されている.これらCDCの受容体である細胞膜コレステロールやヒトCD59は,細胞膜に形成される脂質ラフト集積性の分子でもあり,ヒトCD59を受容体とするCDCは,細胞膜に対する膜孔形成のみならず,脂質ラフトを足場とした細胞内シグナル伝達にも影響を及ぼしている可能性が示唆...

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  • 小胞体膜タンパク質PERKによるオルガネラ制御と個体機能調節

    三宅 雅人, 親泊 政一 生化学 95 (6), 765-774, 2023-12-25

    ...小胞体はほとんどすべてのオルガネラと接触することから,オルガネラ連関でのハブとして機能することが示唆される.小胞体膜タンパク質PERKは,小胞体のタンパク質恒常性を維持する小胞体ストレス応答の伝達タンパク質であることが広く知られている.近年の研究から,PERKが小胞体以外にミトコンドリアなどのオルガネラ機能を制御すること,さらには細胞自律的だけでなく,細胞間コミュニケーションによって小胞体ストレス応答...

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  • がん自壊創を有する患者に関わる看護師の困難感の要素

    森 裕香, 今井 芳枝, 板東 孝枝, 高橋 亜希, 井上 勇太, 阪本 朋香 日本がん看護学会誌 37 (0), n/a-, 2023-09-27

    ...</p><p>これらの困難感の要素の特徴として,人体を破壊する自壊創への脅威は,看護師にとって衝撃的で脅威になるという困難感の要素を示していた.そして,看護師はこのような自壊創から必死に逃れ生きたいと願う患者を自分の言動で傷つけてしまう恐れをもち,自壊創に囚われた患者の日常を救い出したいと思うが専門性が求められ対応できない苦悩が困難感の要素として示唆された.</p>...

    DOI 医中誌

  • 都市在住高齢者の社会経済的地位と口腔健康を媒介する心理社会的要因

    柳沢 志津子, 杉澤 秀博, 原田 謙, 杉原 陽子 日本公衆衛生雑誌 70 (7), 433-441, 2023-07-15

    ...</p><p><b>結論</b> 低所得者の口腔健康が悪い理由の一部に心理社会的要因が関与しており,ライフステージごとに実施される予防活動と心理社会的リスク要因全体を軽減する取り組みを組み合わせることで,社会経済的地位による口腔健康の格差を解消できる可能性が示唆された。</p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 自主的な学生プロジェクト活動における能力自己評価の変化についての考察

    森口 茉梨亜, 日下 一也, 浮田 浩行, 金井 純子, 寺田 賢治 日本教育工学会研究報告集 2023 (1), 69-76, 2023-05-05

    ...<p>徳島大学高等教育研究センター学修支援部門創新教育推進班では,ものづくりを基礎とした学生の主体的なプロジェクト活動を通じて,創造的な能力や実践的な態度,社会性の育成を目指している.それらの能力について,学生自身がどのように認識しているかを確認するため,能力自己評価アンケートを実施している.2022年度に行われたアンケート結果を基に学生の能力の自己評価の変化について分析した結果,プロジェクト活動の...

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  • 経口摂取要介護高齢者の発熱発生と口腔ケアアセスメント項目との関連性

    吉岡 昌美, 中江 弘美, 篠原 千尋, 十川 悠香, 福井 誠, 日野出 大輔, 中野 雅徳 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 27 (1), 16-24, 2023-04-30

    ...,年齢,性別,BMI, 認知症自立度で調整しても開口困難,舌の前突困難,飲み込みにくさ,口腔ケア自発性なし,開口保持困難,水分保持困難との間に有意な関連性が認められた.また,年齢が高いほど,BMI が低いほど発熱リスクは高く,女性に比べて男性で発熱リスクが高いことも明らかとなった.以上のことから,開口,舌の前突,飲み込み,水分保持などに関する口腔機能の低下が,発熱リスクの予測因子となりうる可能性が示唆...

    DOI Web Site 医中誌

  • がん遺伝子パネル検査で新たな治療に至らず現行のがん治療を継続していくときのがん患者の折り合い

    岡本 恵, 今井 芳枝, 板東 孝枝, 高橋 亜希, 井上 勇太, 阪本 朋香 日本がん看護学会誌 37 (0), n/a-, 2023-03-29

    ...理解してくれている存在がある】の5つのカテゴリーが抽出された.これらの結果から,狭まりながらもまだ少し先がある感覚や,今の自分を熟知している強みで心を統制していることが,がん遺伝子パネル検査で新たな治療に至らず現行のがん治療を継続していくときのがん患者の折り合いとして特徴づけられた.厳しい状況においても少し先が考えられる状況を見出すことが必要であり,がん患者の背景を理解しアプローチすることの重要性が示唆...

    DOI 医中誌

  • 歯磨き習慣と関連付けたYouTube動画の制作と視聴による教育的効果の検討

    吉岡 昌美, 中江 弘美, 福井 誠, 柳沢 志津子, 十川 悠香, 坂本 治美, 日野出 大輔 口腔衛生学会雑誌 73 (3), 205-213, 2023

    ...価値観が高くなったと答えた者も6割を超えた.初回,視聴直後,6か月後のアンケートを比較した結果,定期歯科健診を受診している者の割合が初回33.3% から6か月後57.1%と有意に高くなった.歯間清掃習慣については初回「いいえ」と答えた5名のうち4名が,6か月後の調査で「時々」と回答した.毎日の歯磨き習慣に関連付けた形でYouTube動画を視聴することで,歯磨き習慣や保健行動に変化をもたらす可能性が示唆...

    DOI Web Site 医中誌

  • 医療データベースを活用したサルコペニア治療薬の探索

    植田 詩穂, 新村 貴博, 阿部 菜摘, 村川 和奏奈, 八木 健太, 相澤 風花, 合田 光寛, 石澤 有紀, 石澤 啓介 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O09-2-, 2023

    ...これらの薬剤に関して、IPA解析をおこなった結果、抗ヒスタミン薬の一種がmTORシグナル経路を介して筋タンパク質分解を抑制する可能性が示唆された。【結論】大規模有害事象データベースを用いた解析により、既存承認薬の1つがサルコペニアの治療薬候補として見出された。</p>...

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  • 保健師が捉える乳幼児をもつ母親の育児に関するヘルスリテラシーの現状

    多田 美由貴, 岡久 玲子, 松下 恭子, 岩本 里織, 上白川 沙織 The Journal of Nursing Investigation 21 (1), 1-9, 2023

    ...</p><p>考察:保健師は,情報が溢れかえる中で育児をしている母親に対して,保健師等の専門職をはじめ信頼できる情報源から上手く情報を活用できるよう教育の必要性を感じていた.また,今後ますます情報化が進展し,新型コロナウイルスのように新たな感染症が出現してオンライン支援が主となってくる中,母親の育児に関するヘルスリテラシーを高める支援の重要性が示唆された.</p>...

    DOI 医中誌

  • 徳島県鳴門市の蓮田におけるアメリカザリガニの生息環境解析

    平松 隼人, 河口 洋一, 佐藤 雄大, 杉本 健介 土木学会論文集 79 (26), n/a-, 2023

    ...とした.調査は2022年6・7月に3回行った.解析の結果,6月では水深とレンコンの植被率が,7月上旬では圃場畦のコンクリート化率が有意な関係性を示した.コンクリート化率については,3回の調査全てにおいて,アメリカザリガニの個体数と弱い負の関係性を示した.3回の調査を通じ,アメリカザリガニの個体数と地理要因との関係性は認められなかった.このことから,本種の個体数は,局所要因から影響を受けていることが示唆...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 認知多様性に美術教育はどう貢献可能か

    佐原 理 美術教育学:美術科教育学会誌 44 (0), 155-165, 2023

    ...本研究の結果は,認知多様性に基づくインクルーシブな個別最適化した表現・鑑賞のプロセス開発,心的視覚イメージ形成のサポートツール開発など,新たなフェーズで美術教育実践の開発をする必要性を示唆している。...

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