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検索結果 1,374 件

  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    ...</p><p> 糖尿病患者は3大合併症(神経障害・網膜症・腎症)に加え,心腎脳血管疾患3),がん4)を高率に合併する。これらの発症は生活の質の低下や健康寿命の短縮につながり,また医療費増加の一因ともなる。これまでの糖尿病の病態解明と治療法開発により,糖尿病患者の予後は以前に比べて改善している。しかし,糖尿病のさらなる克服を目指して,精力的に研究が継続されている。...

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  • 徳島県立海部病院における医療格差是正と医師働き方改革のための遠隔医療

    影治 照喜, 浦岡 秀行, 中村 勝, 立石 聖士, 川人 圭祐, 堀 太貴, 細木 美苗, 金子 遥祐, 森 建介, 石田 晃基, 岡 博文, 稲葉 香織, 稲葉 圭佑, 白神 白神, 坪井 光弘, 松本 大資, 美馬 俊介 四国医学雑誌 79 (5.6), 253-262, 2024

    <p>過疎地域自治体病院にとって,救急医療や専門医療は地域住民に対して必要不可欠な医療である。しかし,徳島県立海部病院では過去に絶対的な医師不足から病院存亡の危機に何度も直面してきた。少ない医師で,持続可能な救急医療と専門医療を行うためには従来の対面診療だけでは限界と困難があり,この課題を解決するためにデジタル技術を応用して医療変革を行うdigital …

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  • 神経内分泌腫瘍を合併した多腺性自己免疫症候群3型の1例

    岡田 泰行, 岡本 耕一, 谷 直也, 和田 浩典, 川口 智之, 野田 和克, 宮本 佳彦, 春藤 譲治, 上原 久典, 高山 哲治 日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (3), 259-265, 2024

    ...<p>1型糖尿病を有する66歳女性.EGDで胃体中部小彎に約5mm大の神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor:NET)G1を認めた.また,胃体部粘膜の著明な萎縮を有し,抗胃壁細胞抗体と抗内因子抗体がともに陽性で,かつ血中ガストリンが著明高値であることから,自己免疫性胃炎(autoimmune gastritis:AIG)と診断した.さらに,慢性甲状腺炎と1型糖尿病の合併を認め,多腺性自己免疫症候群...

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  • プリオン病発症のトリガーとしてのウイルス感染

    原 英之, 坂口 末廣 ファルマシア 60 (1), 36-40, 2024

    プリオン病は、正常型プリオンタンパク質が感染性を有するプロテアーゼK抵抗性の異常型プリオンタンパク質へとミスフォールドし発症するが、その分子機構は不明であり、治療法も存在しない。本稿では、著者らの最近の研究である、プリオン病が、インフルエンザウイルス感染による正常型プリオンタンパク質から異常型プリオンタンパク質への構造変換をトリガーとして発症する可能性について解説する。

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  • COVID-19と循環器疾患との関連について

    船本 雅文, 池田 康将 四国医学雑誌 79 (1.2), 37-42, 2023

    ...<p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は呼吸器障害に加えて,心血管,肺,神経系の慢性的な多系統の合併症を発症し,多臓器損傷に至る。特に,急性心筋障害,不整脈,急性冠症候群,静脈血栓塞栓症などの心血管合併症は致死的であり,高血圧,糖尿病,冠動脈疾患などの既存の心血管併存疾患は,感染症の重症度,予後不良および死亡率の上昇に関連している。...

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  • 亜急性髄膜炎で発症後に,脳脊髄炎を呈したMOG抗体関連疾患の1例

    田山 貴広, 竹内 竣亮, 武井 美貴子, 藤岡 啓介, 小野 朱美, 庄野 実希, 七條 光市, 近藤 秀治, 福良 翔子, 郷司 彩, 森 達夫, 高橋 利幸 脳と発達 55 (5), 363-367, 2023

    <p> Myelin oligodendrocyte glycoprotein(MOG)抗体関連疾患では髄膜炎が先行した報告が散見されるが,脳MRIのT2強調画像およびFLAIRで異常所見を認めた報告が多く,脳MRIが正常所見であった報告は少ない.今回,無菌性髄膜炎が先行し発症したMOG抗体関連疾患の1例を報告する.症例は4歳女児.遷延する発熱,頭痛,嘔吐のため入院した.髄液検査で細胞数上昇を認…

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  • 歯科心身症の概要と新概念への展望

    和気 裕之, 澁谷 智明, 石垣 尚一, 依田 哲也, 小見山 道, 山口 泰彦, 佐々木 啓一, 松香 芳三, 築山 能大, 角 忠輝, 岡安 一郎, 島田 淳, 玉置 勝司, 宮岡 等, 窪木 拓男, 宮地 英雄, 菅沼 岳史 日本口腔顔面痛学会雑誌 15 (1), 1-11, 2023

    ...<br>(注釈)器質的障害には,顎関節症(顎関節円板障害)などが含まれる.一方,機能的障害という用語の範囲は曖昧であり,例えば舌咽神経痛から舌痛症に至るまで,発症機序のかなり明らかな疾患から,未解明の病態まで含まれる可能性がある.どのような病態を身体疾患(機能的障害)に含めるかは慎重な議論が必要である. <br>2.発症や経過に心理-社会的要因が重要な影響を与えている....

    DOI 医中誌

  • 機械学習解析を用いた心不全治療薬の年齢別有効性の検討―高知急性非代償性心不全レジストリ研究より―

    川田 敬, 石田 智滉, 福田 仁, 兵頭 勇己, 浜田 知幸, 久保 亨, 相澤 風花, 八木 健太, 石澤 有紀, 新村 貴博, 合田 光寛, 石澤 啓介 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-A2-, 2023

    <p>【目的】本邦では高齢化に伴い高齢心不全患者数が増加しており、これら患者における心不全増悪の抑制の重要性が高まっている。アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)及びβ遮断薬は左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者に対するガイドラインに基づく治療薬の主軸である。しかしガイドラインの根拠となった知見は若年の心不全患者から得られたものであり、高齢心…

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