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検索結果 590 件

  • 術前診断において精巣上皮腫様形態を示した胸腺リンパ上皮腫様癌の1切除例

    中村 勝也, 松本 昂, 生田 安司, 岩崎 健, 山元 英祟, 内山 明彦 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (2), 106-113, 2024-03-15

    ...<p>症例は17歳の男性.気管支炎で胸部レントゲンを撮影された際に右肺門部の縦隔陰影拡大を指摘された.翌年の検診でも同様の指摘をされ,当院へ紹介された.胸部CTでは前縦隔に10 cm大の辺縁不整な腫瘍を認め,両側腕頭静脈,上大静脈,右房を圧排し腫瘍の浸潤が疑われた.組織診断のため,腫瘍針生検を行った.組織は小型成熟リンパ球とやや大型の腫瘍細胞からなりc-kit強陽性,PLAPが弱染色像を示した点から...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 難聴児へのシームレスな多職種連携支援

    菅谷 明子 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (1), 10-15, 2024-01-20

    ...</p><p> 本稿は, 研究で作成したチェックリストや実施したウェブ会議の概要を紹介するとともに, 難聴児・難聴者に対する多職種連携支援や多職種連携教育の必要性についても言及する.</p>...

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  • 分子シミュレーションによる脂質ナノ粒子の構造とエンドソーム脱出機構の解析

    篠田 渉 ファルマシア 60 (2), 101-105, 2024

    ...核酸デリバリーを指向した脂質ナノ粒子の構造安定性や核酸送達効率の向上を目的に、新規pH感受性脂質の分子設計や脂質組成最適化への指針を与える技術として、粗視化力場による分子動力学シミュレーションを用いた研究を紹介する。定量性を持つ粗視化力場の開発により、脂質コンプレックスの構造やエンドソーム脱出機構を解析するための計算機実験が実現できており、今後、様々な脂質系への適用研究が期待できる。...

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  • 酒さ様皮膚炎の経過中に生じた Morbihan 病と考えられた 1 例

    横溝 紗佑里, 横山 恵美, 川上 佳夫, 森実 真, 安井 陽子 西日本皮膚科 85 (5), 347-350, 2023-10-01

    ...浮腫は軽快したが PSL 漸減にともない顔面の紅斑が再燃し,難治のため当院に紹介となった。顔面の紅斑や丘疹,眼瞼浮腫を認め,PSL 内服を中止し,タクロリムス軟膏外用を開始したが症状は急激に増悪し,PSL 10 mg/日の内服を再開した。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • Zangwillの大域収束定理とその非負値行列因子分解アルゴリズムへの応用

    高橋 規一 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J106-A (9), 242-254, 2023-09-01

    ...えられた行列の誤差を最小化する最適化問題に定式化される.この最適化問題の効率的な反復解法として乗法的更新規則と階層的交互最小2乗法が広く利用されているが,これらには理論的に不適切な点があり,そのため大域収束性も保証されない.そこで筆者らは,更新式にわずかな修正を加えた幾つかの反復アルゴリズムを考察し,Zangwillの理論を用いてそれらの大域収束性を証明した.本論文では,Zangwillの大域収束定理を紹介...

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  • バイオマスとRPFの複合試料を用いたガス化に関する研究

    川本 克也 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (4), 484-489, 2023-07-20

    ...RPFと木質バイオマスの組み合わせにガス化技術を適用し,水素の回収や発電への利用を図る目的のもと行った研究について紹介する。ガス化および改質工程でのガス生成・変換特性と要素技術の影響等について実験により検討した。 </p>...

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  • 急激なHbA1c値の悪化に重度歯周炎症の関与を疑った一症例

    石田 房子, 大森 一弘, 佐々木 知津, 平松 恭子, 中川 眞奈美, 松原 ゆかり, 井手口 英隆, 徳善 真砂子, 滝川 雅之 日本歯周病学会会誌 65 (2), 69-79, 2023-06-30

    ...同科で歯周病検査の必要性を指摘され,同院歯科(歯周科部門)へ紹介された。同歯科での検査において,重度の歯周炎の進行を指摘され,専門的な歯周治療介入が早期に必要と判断された。歯周病専門医のいる当院での加療を希望し,2021年5月に受診した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 歯内治療が原因で菌血症となった単心室症患者の一症例

    大森 一弘, 杜 徳尚, 井手口 英隆, 岡本 憲太郎, 佐光 秀文, 児玉 加奈子, 山本 直史, 赤木 禎治, 笠原 真悟, 伊藤 浩, 高柴 正悟 日本成人先天性心疾患学会雑誌 12 (2), 30-36, 2023-05-31

    ...に至る症例を経験した.患者は20歳の男性.多脾症候群,右室型単心室に対して,両側両方向性グレン手術とフォンタン手術の手術歴がある.2021年6月,近医で下顎左側第二大臼歯(#37)の慢性根尖性歯周炎の診断のもと,予防的抗菌薬の投与なく歯内治療を開始した.2021年7月,治療中の#37部の自発痛,悪寒,戦慄,発熱を自覚し,当院循環器内科を緊急受診した.履歴から歯性感染が疑われたため,当院歯周科へ緊急紹介...

    DOI 医中誌

  • 妊娠中の外陰部類上皮肉腫の 1 例

    藤井 江利子, 山﨑 修, 赤松 由規, 川本 友子, 杉原 悟, 谷口 恒平, 柳井 広之, 森実 真 西日本皮膚科 85 (2), 120-123, 2023-04-01

    ...生検で類上皮肉腫を疑われ,精査加療目的に当院を紹介され受診した。初診時,右大陰唇に半小指頭大の皮下硬結の残存を認めた。産婦人科と相談し検査を進めた。MRI では右大陰唇に T2WI・STIR・DWI で高信号,T1WI で低信号の皮下病変を認めた。深部への浸潤は認めなかった。単純 CT でリンパ節転移,遠隔転移は認めなかった。腰椎麻酔下に 2 cm マージンで残存病変の拡大切除術を施行した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 遊離<i>N</i>-グリカンのタンパク質フォールディング誘導活性とアミロイド凝集抑制活性

    木村 吉伸 化学と生物 61 (2), 64-77, 2023-02-01

    ...<i>N</i>-グリカン(FNG)が細胞内あるいは細胞外に存在することは以前より知られていた.FNGsの生成機構ついては明らかになりつつあるが,これらFNGsの生理機能に注目した研究はほとんどなく,筆者らは,分化成長中の植物に遍在するFNGsの機能解析の途上,ハイマンノース型FNGsがタンパク質フォールディング誘導活性を有することを見いだした.本解説では,FNGsの生理機能についての新たな知見を紹介...

    DOI Web Site 参考文献61件

  • Fabry病患者におけるサイトメガロウイルス感染による小腸穿孔の1例

    中村 峻輔, 菊地 覚次, 垣内 慶彦, 黒田 新士, 野間 和広, 楳田 祐三, 都地 友紘, 藤原 俊義 日本消化器外科学会雑誌 56 (2), 87-93, 2023-02-01

    ...<p>症例は66歳の男性で,Fabry病による慢性腎不全に対して維持透析中であった.右肺癌に対して肺部分切除を施行後膿胸の増悪のため,ICUで全身管理中に小腸穿孔,汎発性腹膜炎を来し当科紹介となった.原因不明の小腸穿孔として緊急手術を施行した.術中所見では,Treitz靭帯より約200 cmの部位での小腸穿孔,腸間膜側から腹腔内への穿破を認め,腹腔内汚染は著明であった.小腸を約20 cm切除し,洗浄...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • On a gluing construction of K3 surfaces

    上原, 崇人 代数幾何学シンポジウム記録 2022 69-76, 2023-01

    ...本稿では,「城崎代数幾何学シンポジウム2022」において講演した内容を,小池貴之氏(大阪公立大学)との共同研究(論文[KU1, KU2])をもとに概説する.目的は,K3曲面の「貼り合わせ構成」を紹介するとともに,本構成によるK3曲面の族が射影的曲面の族を含むことを示すことである....

    HANDLE

  • Projective normality of general polarized abelian varieties

    伊藤, 敦 代数幾何学シンポジウム記録 2022 87-95, 2023-01

    ...ならばLは射影正規であることを示した.本稿では,χ(L)に関する条件をχ(L)>2[2g−1]に弱めることができる,という[Ito22c]の結果の概略を紹介する....

    HANDLE

  • 高静水圧で誘発される心筋細胞の緩やかな収縮現象

    山口 陽平, 森松 賢順 生物物理 63 (5), 261-262, 2023

    ...<p>高静水圧環境において,心収縮能が亢進することが長年知られてきた.しかしながら,その機能亢進メカニズムの解明には未だ研究の余地があった.本稿では,著者らが新たに発見した,心筋細胞の高静水圧誘発性収縮現象とそれに伴う分子メカニズムモデルについて紹介する.</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 多機能性血漿タンパクの受容体探索同定法と創薬戦略

    阪口 政清, 西堀 正洋 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S44-1-, 2023

    ...さらに、HRGが示す多様な作用には特異的受容体が介在すると仮説し、受容体同定のためのスクリーニング法を考案・確立するとともに、具体的受容体機能を解析したので紹介する。 まず、HRGの全長配列C 末端にHRGの可動性を上昇させるスペーサー配列とBCAM由来の細胞膜貫通領域配列、さらに細胞内領域にHAタグをつないだ発現ベクターを構築し、HEK293T 細胞に遺伝子導入した。...

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  • 基礎医学系学会との連携:薬理学と毒性学

    上原 孝 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S28-1-, 2023

    ...少なくとも学部教育において複数科目で「毒性学」を学ぶことになる.研究面では,毒性学を中心に展開されている研究室も存在するが,最近では薬理系,衛生系,生化系などの複数の講座でも行われている.医薬品評価を行う薬学部においては必須の研究分野であり,薬学部学生・院生にとっては馴染みのある研究テーマとなっている.このシンポジウムでは,講義カリキュラムの説明と,薬理学的側面からの毒性学研究アプローチについても紹介...

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  • 部位特異的アストロサイト−ミクログリア連関がもたらすドパミン神経障害

    宮崎 育子, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S4-2-, 2023

    ...PD発症リクスを高める環境要因の一つである農薬ロテノン曝露は部位特異的なアストロサイト−ミクログリア相互作用を介してグリアの神経保護機構の破綻および炎症性サイトカイン産生を誘導し,非細胞自律性のドパミン神経障害を惹起することを見出した.さらに,ロテノンがアストロサイトを介してミクログリアに作用し,神経障害をもたらす知見を得た.本シンポジウムでは,アストロサイト−ミクログリア連関に関する最近の知見を紹介...

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