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検索結果 133 件

  • 長期観察期間を経て切除されたPlacental transmogrification of the lungの1例

    熊谷 陽介, 長 博之, 小林 萌, 平山 安見子, 尾田 博美, 政龍 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (4), 220-223, 2023-05-15

    ...<p>症例は50歳,男性.検診の胸部CT検査にて右肺下葉に腫瘤影を認め,経過観察されていたが,15年の経過で緩徐に増大傾向を示したため,手術目的で当科紹介となった.右肺下葉に腫瘤影および結節影を認め,胸腔鏡下右肺下葉切除術を施行した.腫瘤はたらこ状の組織で,病理組織検査では胎盤絨毛様組織を認め,placental transmogrification of lung(PTL)と診断された.術後6ヵ月現在...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 胸腔頂部神経鞘腫に対してNarrow Band Imagingを併用し胸腔鏡下被膜下切除を施行した1例

    小林 萌, 住友 亮太, 村上 裕亮, 長 博之, 大竹 洋介, 政龍 日本呼吸器外科学会雑誌 35 (5), 572-575, 2021-07-15

    ...<p>胸腔頂部における腫瘍に対する外科的治療では,術式の選択により侵襲が大きく異なり,術後に神経脱落症状などを合併する可能性がある.症例は44歳女性.人間ドックで右肺尖部に腫瘤影を指摘され当院を受診した.胸部MRIで神経鞘腫などの良性腫瘍を疑い経過観察していたが,経時的に腫瘍が緩徐に増大するため,手術を行った.術中にNarrow Band Imagingを併用することで,神経と腫瘍被膜の確認が容易となった...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 乳児期の開胸手術で肋骨の固定に使用された鋼線が原因で気胸を繰り返した1例

    福井 崇将, 住友 亮太, 大竹 洋介, 政龍 日本呼吸器外科学会雑誌 31 (5), 675-678, 2017

    ...移動し隣接臓器を損傷した報告はこれまでにも散見される.今回我々は乳児期の開胸手術で使用された鋼線が断裂し,術後20年に気胸を繰り返した一例を経験した.症例は20歳男性.生後6ヵ月時に成熟奇形腫に対して前縦隔腫瘍切除術が行われ,離断された左第3,4,5肋骨を鋼線で固定された.18歳時に健診で左気胸を指摘された既往があり,再度左気胸を発症して受診した.胸腔ドレナージにて一度軽快したが短期間で再発した.胸部...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 穿破により著明な炎症所見を伴ったと思われる縦隔内成熟奇形腫の1手術例

    福井 崇将, 住友 亮太, 大竹 洋介, 政龍 日本呼吸器外科学会雑誌 31 (5), 628-632, 2017

    ...<p>症例は20歳男性.前日からの左胸痛と発熱を主訴に来院した.血液検査で白血球数31700/μl,CRP 22.52 mg/dlと著明な炎症反応の上昇を認めた.胸部CTでは前縦隔に8×7×6 cm大の腫瘤性病変と左胸水を認めた.病巣は多房性で一部充実性成分がみられた.AFPやCEAなどの腫瘍マーカーは陰性であった.縦隔腫瘍の穿破または縦隔膿瘍などを疑った.メロペネムを投与し,入院2日目に胸腔鏡検査...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 大動脈弁置換術後に生じた胸腔内chronic expanding hematomaの1手術例

    山梨 恵次, 上田 雄一郎, 徳野 純子, 住友 亮太, 庄司 剛, 政龍 日本呼吸器外科学会雑誌 29 (2), 210-214, 2015

    ...症例は78歳,男性.1982年,大動脈弁閉鎖不全症に対して大動脈弁置換術を施行され,抗凝固療法中であった.2006年の胸部単純X線写真で右第二弓の拡大を認め,胸部CTで右中縦隔に腫瘤影を指摘された.2013年5月,腫瘤影の増大を認め当科紹介となった.胸部造影CTで,辺縁に造影効果のある内部不均一な径75 mmの腫瘤を認め,胸部MRI(T2強調画像)で,腫瘤内部に高信号と低信号の混在を認めた.臨床経過...

    DOI 医中誌 参考文献6件

  • 肋骨原発巨大軟骨肉腫の1切除例

    新居 和人, 奥田 昌也, 張 性洙, 石川 真也, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 23 (4), 636-640, 2009

    ...肋骨原発巨大軟骨肉腫に対して,広範囲胸壁切除術と胸壁再建術を施行した1例を経験した.77歳女性で,10年前より左前胸部の膨隆を自覚していた.当初は軟骨腫と診断され経過観察されていたが,後に軟骨肉腫と診断されたため,今回手術施行となった.grade II(Evansら<SUP>1)</SUP>の分類に基づく)と悪性度が高く,また腫瘍径も10cm弱と巨大であった.しかし,広範囲に胸壁切除術を行い,有茎腹直筋皮弁...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • シェーグレン症候群に合併した結節性肺アミロイドーシスの2例

    張 性洙, 中野 淳, 奥田 昌也, 三崎 伯幸, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 22 (4), 691-695, 2008

    ...シェーグレン症候群に合併した結節性肺アミロイドーシスの2例を経験した.症例1は67才男性.健診で左肺下葉に石灰化を伴う径15mmの結節影を指摘された.肺過誤種を疑い核出術を施行しAAアミロイドーシスと診断した.元来dry eyeを認めており,抗SS-A抗体陽性,Lip biopsyによりシェーグレン症候群と診断した.症例2は42才女性.健診で胸部異常影と肝機能障害を指摘.シルマーテスト,SAXONテスト...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献18件

  • FDG‐PETで陽性を示し肺癌との鑑別が困難であった肺犬糸状虫症の一例

    井貝 仁, 垂水 晋太郎, 橋本 新一郎, 張 性洙, 中野 淳, 奥田 昌也, 後藤 正司, 中島 尊, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (2), 193-196, 2007

    ...症例は63歳,女性.検診の胸部レントゲンで異常陰影を指摘されたため,近医を受診.胸部CTで右肺S6に径2cm大の辺縁不整な空洞を伴った結節影が認められ,また,FDG-PETで同部位に一致して異常集積像を認めた.原発性肺癌もしくは同じくFDG-PETで異常集積を認め発見された乳癌の肺転移を疑い,診断・治療目的で開胸下肺部分切除術を施行し,術中迅速病理で肺犬糸状虫症と診断された.肺犬糸状虫症では胸部CT...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献18件

  • Cisplatin及びDocetaxelによる気管支動脈内抗癌剤注入療法が著効した1例

    後藤 正司, 張 性洙, 石川 真也, 政龍, 横見瀬 裕保 気管支学 29 (2), 98-101, 2007

    ...背景.高齢者やperformance status(PS)不良の肺癌は治療法の選択が難しい.今回,Cisplatin(CDDP)とDocetaxel(DTX)による気管支動脈内抗癌剤注入療法(bronchial arterial infusion, BAI)が著効した,高齢でPS不良の肺扁平上皮癌の症例を経験したので報告する.症例.80歳の男性が,咳嗽,全身倦怠感,食欲低下を訴え受診した.胸部CTでは...

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 胸部CTで充実性結節陰影を呈しFDG-PET陰性であった高分化腺癌の2例

    後藤 正司, 中島 尊, 桝屋 大輝, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 20 (2), 205-208, 2006

    ...CTで充実性結節陰影を呈し,PET陰性であった高分化腺癌の2例を経験した.画像上は,良性腫瘍や低悪性腫瘍が疑われたが,開胸生検でそれぞれ高分化腺癌と診断され,根治術のため葉切除を施行した.画像上GGOを呈する肺胞上皮癌においては,FDG-PET疑陰性はしばしば見られるが,充実性陰影を示す結節に対するPETの診断能は高いとされている.胸部CT上,充実性結節陰影を呈し,PET疑陰性であった肺腺癌2例を報告...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献11件

  • 成人発症の気管支肺線維肉腫の1例

    笠井 由隆, 森 奈都美, 井貝 仁, 垂水 晋太郎, 張 性洙, 中野 淳, 三崎 伯幸, 後藤 正司, 桝屋 大輝, 中島 尊, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 20 (4), 659-662, 2006

    ...症例は67歳女性.3年前に前医で肺平滑筋腫として左S6の部分切除術を受けた.経過観察中に呼吸不全を発症し,当院に紹介された.胸部CT上,左肺門部を中心に上下葉にまたがる腫瘤陰影を認めた.腫瘍は左主気管支へ進展し,完全切除のために左肺全摘術を施行した.術後病理の検討により,3年前の腫瘍は線維肉腫であり,今回はその局所再発と診断された.成人の気管支肺線維肉腫は比較的稀であるが,局所再発の報告が多く,正確...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 肺化膿症と肺梗塞のために診断確定に苦慮した原発巣不明肺門・縦隔リンパ節癌の1例

    桝屋 大輝, 後藤 正司, 中島 尊, 岡本 卓, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 19 (6), 749-753, 2005

    ...胸部CTで, 左肺S<sup>6</sup>に空洞を伴う腫瘤陰影と左肺S<sup>10</sup>に腫瘤陰影を認め, 肺門リンパ節の腫大も指摘された. PET検査で左下葉及び肺門と縦隔にFDG (fluorodeoxyglucose) の集積を認めた. CEAも高値で, 左下葉の原発性肺癌を疑いTBLBを施行するも悪性所見は認められなかった....

    DOI 医中誌 参考文献18件

  • 5カ月間で,画像上pure‐GGOから急速な変化を示した肺クリプトコッカス症の1例

    井貝 仁, 笠井 由隆, 森 奈都美, 垂水 晋太郎, 中野 淳, 三崎 伯幸, 後藤 正司, 枡屋 大輝, 中島 尊, 岡本 卓, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 19 (5), 705-708, 2005

    ...他科入院中の胸部HRCTにて, 左肺S<sup>4</sup>に径10mm大のground-glass opacity (GGO) を指摘された. 胸部HRCTにて経過観察されていたが, 徐々に内部濃度の上昇を認めた. 肺腺癌が強く疑われたため, 2004年6月22日, 診断・治療目的にて, 左肺舌区域切除術を施行し, 肺クリプトコッカス症と診断された....

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献10件

  • 広背筋に発生した平滑筋肉腫の1例

    森 奈都美, 笠井 由隆, 井貝 仁, 垂水 晋太郎, 中野 淳, 三崎 伯幸, 後藤 正司, 桝屋 大輝, 中島 尊, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 19 (5), 697-700, 2005

    ...胸部CT, MRIにて腫瘍の大きさは20×15mmで, 右広背筋に局在すると判明した. 手術は, 頭側に5cm, 尾側に10cmの距離を取り, 広範筋筋膜と前鋸筋を含めて切除した. 術後, 50Gyの放射線療法を追加した.<br>平滑筋肉腫は, 主に後腹膜や腸間膜に発生し, 皮膚や皮下組織に発生するものはまれである. 今回我々は, 広背筋に発生したまれな平滑筋肉腫の1例を経験した....

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 乳癌の治療経過中2年半の間変化を認めなかった胸腺脂肪腫

    岡本 卓, 中野 淳, 三崎 伯幸, 後藤 正司, 桝屋 大輝, 中島 尊, 劉 大革, 亀山 耕太郎, 石川 真也, 山本 恭通, 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 18 (7), 810-815, 2004-11-15

    ...で薄い被膜に覆われ,割面は色充実性で均一であった.摘出した胸腺および胸腺脂肪腫総重量は60gであった.病理学的にはハッサル小体を有する胸腺内に,薄い線維性被膜に被われた充実性腫瘤を認め,腫瘤内では成熟した脂肪細胞の結節性増殖を認めた.約2年半胸部CTで変化を認めなかった胸腺脂肪腫につき文献的考察を加えて報告する....

    医中誌 参考文献17件

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