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検索結果 278 件

  • 新しいせん妄予防法の検証〜メトホルミンと抗炎症薬を中心に〜

    山梨 豪彦, 篠崎 元 日本生物学的精神医学会誌 35 (1), 29-35, 2024

    ...これらの薬剤の使用がせん妄リスクの低下および死亡率の低下にかかわると仮説を立てた。これらの仮説に基づき,これまでの研究でリクルートした患者のデータを調査し,各薬剤とせん妄リスク,および死亡率の関係について検証した。  2型糖尿病(DM)患者のメトホルミン使用とせん妄の有無の関連を調べたところ,メトホルミン使用歴はDM患者のせん妄のリスクの減少および3年死亡リスクの低下と有意に関連していた。...

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  • 脊髄性筋萎縮症に対する新規治療薬剤の費用対効果を考える

    粟野 宏之 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S29-2-, 2023

    ...SMAの疾患特異的治療薬として2017年にスピンラザが発売されたことを皮切りに、2020年にはゾルゲンスマ、2021年にはエブリスディが発売され、3種類の薬剤が臨床で使用可能である。薬剤の投与方法や投与回数は様々であるが、どの薬剤も疾患自然歴を変える有効性が確認されている。患者一人当たりの年間薬剤費はスピンラザが約1,900~2,800万円、エブリスディが約2,500万円である。...

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  • 岐阜県の愛玩動物病院における医療上重要な抗菌薬の使用実態調査

    村上 麻実, 原田 和記, 浅井 鉄夫 日本獣医師会雑誌 76 (6), e164-e169, 2023

    <p>医療上きわめて重要な抗菌薬(CIA)は慎重な使用が必要であるが,愛玩動物における使用実態は未だ不明な点が多い.そこで,2022年4~6月に岐阜県内動物病院の犬猫に対して使用された主要CIAの剤型,成分及び対象疾患を調査した.主要CIAは調査期間内の1,209症例で使用され,内訳はフルオロキノロン(FQ)系薬734症例,第3世代セファロスポリン(CEP)系薬467症例,カルバペネム系薬8症例…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • カルバペネム系抗菌薬の使用量集計における分母の検討:

    高根 浩, 森下 奨太, 中山 卓, 中本 晶大, 北澤 ひとみ, 佐々木 志保, 田邊 里絵, 西垣 智子, 森本 幸弘, 小林 香織, 西村 清孝, 山本 敏夫, 安井 幸恵, 薮田 裕介, 吉田 昭昌, 猪木 摩耶子, 三好 由希子, 宮前 文明, 岸本 篤人, 森田 俊博, 藤原 弘光, 木山 圭吾, 浅野 博美, 長谷川 千絵, 門脇 昭夫, 木戸脇 久美, 長尾 孝夫, 千酌 浩樹 医療薬学 48 (11), 491-499, 2022-11-10

    <p>Surveillance of antimicrobial use is essential for predicting the emergence and preventing the spread of drug-resistant bacteria. This retrospective study aimed to estimate denominators in …

    DOI Web Site 参考文献16件

  • VIII.骨粗鬆症リエゾンサービスと多職種連携

    萩野 浩 日本内科学会雑誌 111 (4), 779-786, 2022-04-10

    ...<p>骨粗鬆症治療の課題は薬物治療率と継続率が低いことである.その解決のために多職種連携による骨粗鬆症リエゾンサービス(Osteoporosis Liaison Service:OLS)が実施されている.OLSには最初の骨折を防止する1次骨折予防と,脆弱性骨折例での2次骨折予防の活動がある.骨粗鬆症マネージャーは看護師,療法士,薬剤師等のOLSの中心となるメディカルスタッフで,1次骨折予防のための連携医療...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 内科医のための抗菌薬適正使用の考え方

    千酌 浩樹 日本内科学会雑誌 111 (2), 303-314, 2022-02-10

    ...<p>抗菌薬使用においては耐性菌選択を避けることができないため,最大の治療効果を得ながら,使用量や使用期間を最適化すること,すなわち抗菌薬適正使用が求められている.抗菌薬適正使用を推進するためには,抗菌薬処方医の努力に加えて,医師,薬剤師を中心としたチームを作り,これを支援することが有用であることが明らかとなり,antimicrobial stewardship(AS,抗菌薬適正使用支援)の概念が生...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • プレドニゾロンからベタメタゾンへの治療変更が有効であった急速進行性間質性肺炎を合併した抗MDA-5抗体陽性皮膚筋炎の1例

    西上 美侑, 武田 賢一, 平山 勇毅, 新石 健二, 新井 健義, 龍河 敏行, 小西 龍也, 山﨑 章 松江市立病院医学雑誌 25 (1), 77-82, 2021-12-01

    ...67歳女性.手湿疹で治療を受けていたが,難治性であった.膵管内腫瘍の経過をみるために受けた腹部MRI検査で偶発的に肺内の異常信号を指摘され,胸部CT検査で両側肺底部の胸膜直下に散在するすりガラス様陰影を認めた.細菌性肺炎として外来で抗菌薬治療(アモキシシリン+アジスロマイシン)を開始したが,解熱せず,当院呼吸器内科へ入院した.入院後,抗菌薬をセフトリアキソンに変更して治療を行ったが,肺炎は悪化した.薬剤性肺炎...

    DOI 医中誌

  • 緑膿菌耐性率に関連するカルバペネム系抗菌薬の使用評価指標の単施設後方視的調査研究

    三好 由希子, 高根 浩, 森下 奨太, 岡田 健作, 北浦 剛, 千酌 浩樹 日本環境感染学会誌 35 (6), 233-240, 2020-11-25

    ...<p>抗菌薬使用量調査は薬剤耐性菌の発生や拡大の予兆把握に重要であり,antimicrobial use density(AUD)やdays of therapy(DOT)の指標が使用される.我々は上記指標に加え,入院患者に対する投与患者率(n/1,000 admission)と1日用量の指標とされるAUD/DOT比に着目し,当院の2009年から2017年のカルバペネム系抗菌薬の使用評価指標と緑膿菌...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 多職種による小児腸管リハビリテーション:海外施設での試み

    長谷川 利路 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 56 (6), 1037-1045, 2020-10-20

    ...<p>腸管不全は小児に多い短腸症候群や機能障害等による吸収障害で,水分・栄養状態,成長維持に長期の静脈栄養を要するが,カテーテル感染症,血栓閉塞,腸管不全関連肝障害等により予後は不良である.欧米を中心に1980年頃から腸管不全患児に対して腸管リハビリテーションプログラム(IRP)が発足した.小児外科医,小児消化器内科医,看護師,栄養士,薬剤師等による多職種チームにより,カテーテル管理,栄養管理,薬剤療法...

    DOI Web Site 医中誌

  • 看護師におけるRA患者の臨床薬理学分野に関する教育介入とその効果

    松田 明子, 藤本 隆, 原 良太, 藤村 貴則, 青井 博志, 西浦 聡子, 萩野 浩, 田中 康仁 臨床リウマチ 32 (4), 282-291, 2020

    ...<p>目的:関節リウマチ(RA)の治療は生物学的製剤の導入で格段に進歩し,看護師は,患者に応じた薬剤・リスク管理や臨床薬理学視点の観察が重要である.そこで看護師に対するRAの臨床薬理学に関する教育介入の効果を検討した.方法:対象はN県内の看護師52人,内訳はRA診療補助業務経験のある業務群39人,業務経験のない非業務群13人であった.教育内容は,①RAの病態と活動性の評価,②薬剤のリスク管理,③リスク...

    DOI 医中誌

  • 骨粗鬆症治療の最新情報

    萩野 浩 理学療法学Supplement 47S1 (0), A-24-A-24, 2020

    ...最近,新規骨形成促進薬が開発・臨床応用され,臨床現場ではさまざまな作用機序を有する薬剤が使用されている。</p><p> 本講演では骨粗鬆症の現状と課題を示し,運動療法による骨密度増加やその骨折予防効果,また薬物療法の作用機序について説明する。</p>...

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  • レボドパ・カルビドパ配合経腸用液導入時に薬剤師が介入した1症例

    高橋 真巳, 秦 英司, 本城 総一郎, 島田 美樹 学会誌JSPEN 2 (4), 270-276, 2020

    ...【考察】栄養の重要性と薬剤の特性を理解した上での薬剤師の介入は,円滑なレボドパ・カルビドパ配合経腸用液の導入に貢献した.さらに薬剤師が介入することで患者の服薬状況を最適化し,必要な治療を継続させることが可能となった.</p>...

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