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検索結果 211 件

  • 中小河川の特定都市河川流域への適用と課題

    天野 卓三, 朝位 孝二, 菊田 勇平, 太田 康介, 山本 泰督 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...<p> 令和3年11月「特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律」が施行され,広島県では同法に基づき,令和4年7月に竹原市を流れる二級河川本川水系本川を特定都市河川に指定した.本稿では,氾濫域のほとんどが用途地域に指定されている本川流域を事例に,河川整備や流域対策など,特定都市河川流域への適用と課題について報告する....

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  • 山口県における地方建設コンサルタントの災害対応力に関する調査

    德原 裕輝, 麻生 稔彦 土木構造・材料論文集 39 (0), 141-149, 2023-12-29

    ...近年,豪雨災害や地震災害など自然災害による被害が増大している.山口県では,平成25年,平成30年に豪雨による大規模災害を経験してきた.このような災害には,土地勘があり,地域の事業に精通する地方建設コンサルタントの果たす役割が大きい.本調査では,山口県内に本社を有する建設コンサルタントへのアンケート調査により,地方建設コンサルタントの災害対応に関する現状を把握し,今後の問題点を明らかにすることを目的とした...

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  • 2022年8月豪雨により新潟県村上市・関川村で発生した土石流・洪水災害の被害調査

    山本 晴彦, 古場 杏奈, 縞居 和哉, 坂本 京子, 岩谷 潔 自然災害科学 42 (2), 127-157, 2023-08-31

    ...村上市の小岩内集落では,扇状地を流れる大沢川の上流で風化花崗岩の崩落により土石流が発生し,住宅等が全壊・一部損壊する被害が発生した。しかし,事前に公会堂から2 次避難を行ったため,人的被害は負傷者1 人に止まった。関川村の湯沢温泉では, 土石流が温泉街に流れ込んで150 cm 前後の浸水被害が発生したが,昭和42年の羽越水害時の浸水実績深の193 cm よりは低かった。...

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  • 山口市大内地区において2009年7月豪雨により発生した浸水被害の特徴と土地利用の変遷

    山本, 晴彦, 渡邉, 祐香, 山本, 翔子, 古場, 杏奈 山口大学山口学研究センター紀要「山口学研究」 3 15-29, 2023-07-20

    ...2009年豪雨による浸水被害は地区全体で450戸に上り、問田川両岸や旧国道262号に挟まれた標高の低い平地で顕著あった。開発にともなう水田の減少は、大内地区における雨水貯留機能を低下させており、本豪雨の浸水被害を大きくした要因の一つとして考えられた。...

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  • 2020年台風10号(Haishen)の気象的特徴と山口県の周防灘沿岸で発生した塩害の概要

    山本 晴彦, 兼光 直樹, 古場 杏奈, 縞居 和哉, 坂本 京子, 岩谷 潔 自然災害科学 41 (4), 337-351, 2023-02-28

    ...特に,山口県の周防灘沿岸では下関が10.0 mm,宇部が9.5 mm,防府が13.0 mm と少雨現象が顕著で,イチョウには風上側にも葉の褐変と落葉が生じる「被害4 」,干拓地の水田では田植えが遅かった「ヒノヒカリ」で穂が褐変するなどの塩害が発生した。...

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  • 災害調査支援システムに用いるRTK受信機の性能評価

    山野 亨, 桐山 魁, 岡本 修, 猿渡 雄二, 荒木 義則, 森安 貞夫, 高田 知典, 河村 圭 土木学会論文集 79 (3), n/a-, 2023

    ...<p> 近年,多大な人的被害を及ぼす豪雨に伴う激甚な土砂災害が起こっている.土砂災害発生時には,迅速な土砂災害調査が必要である.そこで我々は,マルチバンド受信機を使用することで,作業効率や調査員の安全性の向上を目指す災害調査支援システムを開発している.本稿では,広島県の災害復旧現場において,開発するシステムに使用する受信機の測位性能を評価する.劣悪環境下における定点測位精度の確認を目的とした砂防堰堤...

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  • 岩国地区の平成30年7月豪雨による斜面崩壊と微地形の形成

    黒木 貴一, 太田 岳洋, 山本 道輔 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 9-, 2023

    ...<p>平成30年7月豪雨で西日本に多く生じた斜面崩壊に対し,降雨特性,地質・地盤,土石流,土地利用等に関する調査が行われ,それぞれ被害特徴が報告された.斜面崩壊の発生は,地形・地質条件のほかに地下水条件や植生などの環境条件も関与する.しかし各報告では,そこに至る地形形成までの考察はまだない.斜面崩壊に至る微地形形成に関し,既報では現地での測量と直接計測に基づき,樹木の根曲りまたは土層蓄積等を数量化し...

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  • 2018年7月豪雨で被災した呉市天応地区における避難行動分析

    兼光 直樹, 山本 晴彦, 渡邉 祐香, 川元 絵里佳, 坂本 京子, 岩谷 潔 自然災害科学 41 (3), 203-220, 2022-11-30

    ...2018年7 月豪雨で複合的な災害(土砂災害と洪水災害)により被災した呉市天応地区を対象としてアンケート調査を実施し,被害状況や災害時の避難行動,避難行動を左右した要因の分析を行った。避難率は60%弱であり,夜間で避難が困難であった場合もあったが,災害リスクの認識不足などで判断を誤ってしまった場合も見受けられる。...

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  • 2016年台風16号により被災した宮崎県延岡市北川地区における霞堤による治水方式についてのアンケート調査

    兼光 直樹, 山本 晴彦, 坂本 京子, 山崎 俊成, 岩谷 潔 自然災害科学 41 (S09), 65-81, 2022-10-15

    ...台風の常襲地である本地区では農業被害や流木撤去作業等の負担が大きく,霞堤に対して否定的な回答も見受けられた。嵩上げ工事について回答者の多くで実施されるが,既往の災害を考慮して,さらに高くして欲しいという回答が多かった。そして,直近の水害による被災後も地域や家庭における水害への備えは,十分であるとは言えなかった。...

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  • 2021年Cyclone Serojaによる東ティモールの豪雨災害について

    朝位, 孝二, 白水, 元 自然災害科学総合シンポジウム講演論文集 59 67-75, 2022-09-26

    ...次回の出水ではそれも同時に流れ出し,大きな被害を引き起こす要因となり得る。また河床高の上昇にもつながり通水能力の低下につながる。今後の土砂管理は益々重要となる。...

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  • 2021年7月の梅雨前線豪雨により静岡県熱海市で発生した土石流災害の被害調査

    山本 晴彦, 兼光 直樹, 古場 杏奈, 辻本 ひかり, 縞居 和哉, 坂本 京子, 岩田 潔 自然災害科学 41 (2), 121-143, 2022-08-31

    ...3 日10時55分頃には伊豆山地区の逢初川で盛土の崩落が原因と推察される大規模な土石流が発生し,死者・行方不明者27人(10月28日現在),建物被害は筆者の調査では129棟の甚大な被害となった。本地区は急傾斜地の崩壊特別警戒区域(通称:レッドゾーン)・崩壊警戒区域(通称:イエローゾーン)と土石流警戒区域(イエローゾーン)に指定されており,土地条件図でも「土石流堆」の地形を呈している。...

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  • 2021年5月1日に静岡県牧之原市で発生した竜巻の被害調査

    山本 晴彦, 兼光 直樹, 坂本 京子, 岩谷 潔 自然災害科学 41 (1), 55-75, 2022-05-31

    ...現地調査から被害の長さは約7km,被害の幅は布引原地区において最大130mであった。約100件の住宅,工場,倉庫等の建物,園芸用パイプハウス,電柱,カーポート等の被害を対象に,「日本版改良藤田スケールに関するガイドライン」で評定した結果,竜巻はJEF2と判定した。...

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  • 国内の養殖ヤマメで初確認された微胞子虫<i>Loma salmonae</i>

    井上 僚, 柳田 哲矢 魚病研究 57 (1), 20-25, 2022-03-15

    ...<i>Loma salmonae</i>は北米およびヨーロッパのサケ科魚類養殖で被害をもたらしている。国内においては北海道で,<i>Loma</i> sp.の寄生報告が1例あるが,種同定されたのは初である。また,陸封型のヤマメを含めたサクラマスで寄生が確認されたのは世界初であり,ここに報告を行う。</p>...

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  • 土石流を起因とする複合災害のリスク評価

    江口 翔紀, 大中 臨, 赤松 良久 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_31-I_36, 2022

    ...<p> 近年,豪雨災害が頻発する中で土石流を起因とする複合災害の被害が多く報告されている.本研究では,山口県内の鉄道沿線の171か所を対象に土石流シミュレーションを実施し,土石流が鉄道や河川に流入する複合災害の発生リスクを土砂堆積厚として評価した.その結果,土石流警戒区域外に土石流が流出する危険性,および山麓に線路が位置する箇所や土石流が長距離流動後に線路へ到達する箇所で鉄道被害の発生リスクが高いことが...

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  • 2021年8月の秋雨前線豪雨により佐賀県の六角川で発生した洪水災害の被害調査

    山本 晴彦, 兼光 直樹, 古場 杏奈, 辻本 ひかり, 縞居 和哉, 坂本 京子, 岩谷 潔 自然災害科学 41 (2), 145-175, 2022

    2021年8 月11日~14日に秋雨前線が停滞して雨が断続的に降り続き,最大値は1,000 mm を越え,長崎県の東彼杵から福岡県の筑後地方の東西方向に豪雨域が認められた。嬉野アメダスの14日の日降水量は439.5 mm で,リターンピリオドは約600年で非常に稀な降水現象であった。六角川の潮見橋の水位は,計画高水位の4.00 m を14日3 時前に越え,7 時には最高水位の4.85 …

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  • 環境DNA定量メタバーコーディングを用いた九州北部豪雨直後の筑後川の魚類相調査~回復過程のモニタリングに向けて~

    赤松 良久, 中尾 遼平, 横山 良太, 太田 宗宏, 乾 隆帝 河川技術論文集 28 (0), 157-162, 2022

    ...<p>筑後川流域は,平成29年7月九州北部豪雨により多大な被害を受けた.特に福岡県朝倉市から大分県日 田市にかけての右岸流域の支川においては,人的被害を伴う甚大な被害が発生した.大規模災害による生 態系への影響や,災害後の生態系の回復過程を明らかにすることは,筑後川だけでなく他の流域における 河川管理および生態系保全に有用であると考えられる.よって本研究では,筑後川において,魚類を対象 に,大規模災害後...

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