検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 211 件

  • 高知県におけるニホンジカによる食害とウバメガシの成長量の関係

    端 理登, 守口 海 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 581-, 2023-05-30

    ...</p><p> 国立室戸青少年自然の家の敷地内に存在するウバメガシ皆伐更新地に半径10mの円形プロットを設定し、ウバメガシ更新木における食痕の有無と樹冠体積の成長量を調査したほか、トレイルカメラによる定点観測、二ホンジカの糞による食性解析を行った。</p><p> ニホンジカはプロット内に頻繁に侵入しており、食性解析から、二ホンジカがウバメガシを採食していることが分かった。...

    DOI

  • ヒノキ漸伐林における終伐の直接作業費

    大塚 大, 松井 美希子, 守口 海, 植木 達人, 中澤 昌彦, 瀧 誠志郎, 齋藤 仁志 森林利用学会誌 38 (2), n/a-, 2023-04-30

    ...<p>ヒノキ漸伐林の終伐にかかる伐出費用を明らかにするため,長野県内の終伐4事例を観測した。すべてチェーンソーが主体となった作業システムであり,伐倒から造材後の椪積みまで一貫して追跡可能な伐採木に発生したのべ所要時間を分析した。設定した単価から積算した直接作業費の平均は,伐採木1本あたり4,118円/本となり,多重比較において,調査区画間の有意差は認められなかった。...

    DOI

  • 奄美群島・吐噶喇(トカラ)列島および屋久島の強震観測点近傍の深部地盤S波速度構造

    山田 伸之, 竹中 博士 日本地震工学会論文集 23 (5), 5_21-5_34, 2023

    ...<p>本研究では,奄美群島,吐噶喇列島および屋久島の島嶼部の11地点で実施した微動アレイ観測の記録を用いて,S波速度3 km/s相当層の地震基盤までの深部地盤のS波速度構造を推定した.その結果,各地点で1~3層と地震基盤のS波速度を示すことができ,地震基盤上面の深度は,喜界島で最大の約2 kmとなり,ほかの島では,0.2~0.6 km程度であった.また,全地点の推定結果から,4層モデルとした場合の各層...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • (エントリー)有機・無機地球化学分析による869年貞観津波の浸水域復元

    古明地 海杜, 篠崎 鉄哉, 菅原 大助, 石澤 尭史, 池原 実, 藤野 滋弘 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 97-, 2023

    ...<p>・はじめに 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震津波(以下,東北沖津波)は,日本海溝沿いの沿岸域に甚大な被害をもたらした.東北沖津波のような大規模自然災害は低頻度(百〜千年スケール)で発生するため,将来発生する巨大津波のリスク評価には機器観測記録だけでは不十分である.そこで,地質学的痕跡の“津波堆積物”から過去数千年以上の長期的な津波の履歴や規模の推定を行う必要がある. ...

    DOI

  • インド亜大陸北東部の気象レーダー稼働状況に関する予備的調査

    上米良 秀行, 寺尾 徹, 村田 文絵, 木口 雅司, 山根 悠介, 福島 あずさ, 田上 雅浩, 林 泰一 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 448-, 2023

    ...<p>本研究では、インド北東地域のAgartalaとMohanbariに設置されているインド気象局の2基の気象レーダーについて、ウェブサイトで公開されているレーダー反射強度のplan position indicator画像を取得して解析することにより、各レーダーの稼働状況や観測範囲などの観測能力に関する基礎資料を作成する。</p>...

    DOI

  • (エントリー)陸上付加体の過去の地震断層が記録する熱イベントの二次磁化

    内田 泰蔵, 橋本 善孝, 山本 裕二, 畠山 唯達 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 182-, 2023

    ...<p>● はじめに プレート沈み込み境界断層で発生する地震は、多様なすべり速度とすべり継続時間で特徴付けられ、沈み込み帯浅部の領域は海溝軸から深部に向かって、非地震性領域、浅部スロー地震発生帯、通常・巨大地震発生帯へと遷移することが観測研究で明らかになっている [1]。これら多様なすべりのメカニズムを理解するには、観測されている現象を物質科学的に明らかにすることが重要である。...

    DOI

  • 既存の竹林域位置情報とSentinel-2衛星画像を用いた分類木による高知市における竹林拡大状況把握の試み

    橋本 直之, 北沢 晴花, 近田 典章, 山﨑 真 農業農村工学会論文集 91 (1), II_1-II_7, 2023

    ...とするため,航空写真を用いて竹林の分布域を地理空間データ化した.しかし,竹林は年とともに拡大していくことが予想され,継続的な拡大状況を把握する手法が求められる.本報では,Sentinel-2衛星画像を用い,竹林抽出に有効と報告されている短波長赤外波長帯のデータ(空間分解能:20 m)を用いて竹林を抽出する分類木(Overall accuracy:95%)を作成した.これを2018年度と2021年度に観測...

    DOI

  • [招待講演]海底地形に制約された完新世の東南極トッテン氷床変動

    板木 拓也, 菅沼 悠介, 関 宰, ⼤森 貴之, 石輪 健樹, 奥野 淳一, 中山 佳洋, 小長谷 貴志, 天野 敦子, 清家 弘治, 山本 正伸, 平野 大輔, 藤井 昌和, 鈴木 克明, 尾張 聡子, 池原 実, 阿部 彩子, 青木 茂 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 159-, 2023

    ...しかし、この海域は厚い海氷に覆われているために十分な観測が行われていない。第61次日本南極地域観測隊(2019-2020年)は、トッテン氷河前縁の大陸棚において南極観測船「しらせ」を用いた観測を展開し、この海域においては世界初となる海底コアの採取にも成功した。...

    DOI

  • スリップゾーンを伴う破砕帯における岩石流体間反応:四国白亜系四万十帯横浪メランジュ

    橋本 善孝, 川路 真子, 石川 剛志, 濱田 洋平 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 183-, 2023

    ...<p>♦はじめに:沈み込みプレート境界においてスロー地震と通常地震の多様なすべり挙動が観測されており、そのメカニズムを物質科学的に理解することが重要である。地質学的には変形岩の変形機構を観察によって同定することにより、定性的に遅い塑性変形と高速な摩擦溶融などで異なるすべり速度を制約できる。よりすべり挙動を定量的に制約するために変形時の熱イベントを捉えることが一つの手法として使われる。...

    DOI

  • 最終間氷期における南パタゴニア氷原の大規模融解

    粕谷 拓人, 長島 佳菜, 長谷川 精, 岩崎 晋弥, 岡崎 裕典 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 156-, 2022

    ...<p>南米アンデス山脈の45°S以南に位置する南北パタゴニア氷原は,過去数十年間において加速度的な質量損失が観測されている。将来の氷河動態を予測する上で,最終間氷期などの過去の温暖期における氷原の挙動は重要な情報となる一方で,陸上地質記録には保存されにくい。...

    DOI

  • 松代群発地震に関与した流体の起源に関する地球化学的制約条件

    Zahra Zandvakili, 西尾 嘉朗 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 93-, 2022

    ...その結果、ほぼすべての湧水サンプルで観測されたSr同位体比は、松代群発地震の震源地である皆神山から過去に噴出した火山岩のSr同位体比と類似していることが明らかになった。流体と岩石が反応した温度は、流体と反応した岩石のLi同位体の違いから推定することができる(Li同位体地温計)。本研究の結果から、流体-岩石反応温度は600℃前後であることがわかった。...

    DOI

  • 日本海溝海側斜面における間隙水の同位体組成と流体循環

    鹿児島 渉悟, 朴 進午, 山野 誠, 佐野 有司 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 68-, 2022

    ...Rep.)は日本海溝海側斜面における間隙水中の3He/4He比を観測し、その空間分布などを基に、当該地域でモホ面を横切るような流体循環が存在する可能性を示した。しかし流体循環の空間的広がりや時間変動についてはデータが限られており、ほとんど議論されていない。...

    DOI

  • 古地磁気学的手法による地震断層の熱イベントの認定:四国白亜系四万十帯横浪メランジュ

    内田 泰蔵, 橋本 善孝 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 230-, 2022

    ...一方、地球物理学的には高速な巨大地震と低速なスロー地震が観測されている。地質学的に断層すべり挙動を制約することが可能になれば、地球物理学的観測を物質科学的に理解することにつながる。Hamada et al. (2015)は、紀伊半島沖のIODP掘削試料を用いたビトリナイト反射率の測定をもとに、断層帯からの距離に応じた熱拡散パターンを見出し、断層のすべり挙動を制約した。...

    DOI

  • 完新世における東南極トッテン氷河沖の棚氷後退

    板木 拓也, 菅沼 悠介, 関 宰, 山本 正伸, ⼤森 貴之, 天野 敦子, 石輪 健樹, 清家 弘治, 尾張 聡子, 羽田 裕貴, 池原 実, 青木 茂 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 77-, 2022

    ...<p>近年、南極では外洋の温暖な深層水が棚氷の下面に入り込むことで棚氷の融解/氷床の海への流出の原因となっていることが示され,巨大氷冠を有する東南極においてもトッテン氷河の融解にともなう海水準上昇が懸念されている.しかし,今後起こるとされている融解の加速を現在の海洋観測データだけで検証することは難しく,過去の融解と海洋変動の記録を合わせて評価する必要がある.第61次日本南極地域観測(夏隊2019年11...

    DOI

  • 敵対的生成ネットワークによる小天体の単色画像からの疑似カラー画像の推定

    橋本 廉, 岸 倫太郎, 棚瀬 旺和, 本田 理恵, はやぶさ2 ONCチーム 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3Yin235-3Yin235, 2022

    ...同様の問題は、地球観測においても、同じ時期に撮影された他のセンサの画像から推定する問題などとして一般的におこりうる。本研究ではこれらの応用を念頭において、小惑星リュウグウの単色画像から疑似カラー画像の推定実験を行い、その有用性を検証した。手法としては敵対的生成ネットワークGANの一種であるpix2pixを用いた。...

    DOI

  • 過去の地震断層の発熱履歴・ひずみ・変形機構:白亜系四万十帯横浪メランジュ

    橋本 善孝, 川路 真子, 三谷 陣平, 内田 泰蔵 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 227-, 2022

    ...<p>●はじめに</p><p>過去の断層のすべり挙動を制約することは、地球物理学的に観測されている多様なすべり速度を持つ断層の物質科学的理解につながる。この制約が広くなされれば、異なるすべり速度の断層群の相互作用も明らかになるだろう。これはスロー地震と通常地震の相互作用の理解へ発展していく可能性がある。 ...

    DOI

ページトップへ