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検索結果 39 件

  • 教師・大学進学者である保護者からの情報と大学選択基準との関連

    津多 成輔 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 304-311, 2024

    ...<p>大学が少ない一部の地方圏では,高校生にとっての身近な大学進学者が限定される状況にある。本研究は和歌山県の公立進学校 A 高校の 3 年生を対象として量的調査を実施し,教師や大学進学者である保護者からの大学の情報と高校生の大学選択基準の関連についての一事例を探索的に分析した。その結果,教師のみから情報を取得している場合は,大学選択基準が「入試の難易度」になりやすい可能性が示された。...

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  • 他者のノートテイキング状況の可視化が授業中の相互作用に与える影響

    近藤 孝樹, 横山 喬一, 御園 真史, 稲葉 利江子, 渡辺 雄貴 日本教育工学会論文誌 47 (1), 13-25, 2023-01-20

    ...<p>本研究の目的は,一斉授業内で他者のノートテイキング状況の可視化が,学習者間および授業者と学習者間の相互作用を促進し,ノートテイキングや授業改善に有効かを明らかにすることである.目的を達成するため,タブレットの資料上に,他者の記入箇所をリアルタイムに可視化することができるノートテイキング支援システムを開発し,以下の研究1,2を行った.まず,高校生89名を対象とした研究1では,システムによる他者の...

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  • 大学生との接触機会と高校生の大学選択基準の関連

    津多 成輔 大学入試研究ジャーナル 33 (0), 121-127, 2023

    ...<p>大学が少ない一部の地方圏では,大学生との接触機会がほとんどない高校生も少なくない。本稿は和歌山県の公立進学校A高校の3年生を対象として量的調査を実施し,大学生との接触機会と大学選択基準の関連について探索的に分析した。...

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  • 中学校第1学年における数学に対するラーニングエクスペリエンスに関する質問紙調査の分析

    竹中 優騎, 三島 圭一朗, 御園 真史 日本科学教育学会研究会研究報告 36 (2), 49-52, 2021-12-19

    ...<p>近年,学習への関与を捉える概念として,エンゲージメントやラーニングエクスペリエンス(LX)が注目されている.本研究では,中本・御園(2020)が開発した「数学の学習に対するLXを測定するための質問紙」を中学校1年生に対し実施し,先行研究と同一の方法で,質問紙調査を行った.この結果,LXレベルの分布は,高校生の理数クラスを対象にした先行研究よりも広がり,本研究で使用した「数学に対するLXレベルを...

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  • 高校で探究的な学習活動を経験した入学者における入試区分の違いと大学選択理由との関係

    和久田 千帆 大学入試研究ジャーナル 31 (0), 272-278, 2021

    ...高校での学び方の変化により,地方国立大学である島根大学に対する高校生の選択意識は変わるのであろうか。この意識変化を捉えるためには現状を整理しておく必要がある。そこで,本稿では入学時アンケートを用いて,高校で探究的な学習活動を経験した者のうち,本学の選択理由について「国立大学:あてはまる」「入学金・授業料が安い:あてはまらない」と回答した者について,入試区分の違いと本学選択理由との関係を考察した。...

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  • 数学の学習に対するラーニングエクスペリエンスの測定方法の開発と試行的調査

    中本 悠太, 御園 真史 日本科学教育学会研究会研究報告 35 (3), 15-20, 2020-12-13

    ...<p>近年,学習成果の評価にエンゲージメントやラーニングエクスペリエンス(LX)が重要であるとされている.本研究では,数学の学習に対するLXの測定方法を提案し,31名の高校生を対象に,数学的モデリングに関するある数学授業実践を,同期型オンラインで実施した際に,その指導がLXに与える影響を測定することを事例として,本研究で提案するLXの測定方法でどのような分析が可能かを検討した.</p>...

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  • 親は子どもの県外移住にどのように関与したのか

    片岡 佳美 ソシオロジ 64 (3), 113-129, 2020-02-01

    ...島根県で、子ども(高校生)を県外の大学に進学させることを考えている親、あるいは実際に進学させた親を対象にインタビュー調査を行ない、地域人口をつくり出す主体としての家族の働きを議論するための仮説の提示を試みた。 分析では、「家族実践」の視点を取り入れた。それは、個々の成員が、家族であるがゆえに、そして家族になるために日常的に行なっていることに注目する視点である。...

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  • 探究のプロセスに対する自己評価と大学入学後の授業での指導希望の関係

    和久田 千帆 大学入試研究ジャーナル 30 (0), 92-97, 2020

    ...<p>今後,探究的な学習活動を経験する高校生は増加する。したがって,島根大学としては高校で探究的な学習活動を経験した入学者の状況を整理しておく必要がある。そこで本稿では,本学で行っている入学時アンケートを用いて,探究的な学習活動の経験者の探究のプロセスに対する自己評価と大学入学後の授業での指導希望の関係について考察した。...

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  • 数学的活動を取り入れた結び目理論の教材研究

    掘江 真由, 湯浅 里保, 新田 緑, 御園 真史, 小浪 吉史 日本科学教育学会研究会研究報告 28 (7), 127-132, 2018

    ...本研究では,高校生を対象に結び目理論を題材とした授業を行った。針金入りシリコンチューブで空間の結び目の教具を製作した。授業ではそれを使い,生徒自身の手でライデマイスター移動(同値変形)を行い,結び目の分類を行う活動を行った。今回は,結び目の分類に必要な不変量の概念を理解してもらうため,まず結び目の分類を自由に行ってもらった。...

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  • 学生の出身高等学校訪問

    和久田 千帆 大学入試研究ジャーナル 28 (0), 239-244, 2018

    ...<p>島根大学では,2013年度から学生が夏季休業等を利用して出身高等学校を訪問し,自分自身の学生生活を話すことにより,本学での教育活動を出身高等学校の生徒及び教員に伝える活動を実施している。この取り組みは,地道ではあるが実際の学生の姿を通して高校生や高校教員に本学を知ってもらうことができる。...

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  • 家庭科教員養成における「家庭看護」授業の開発

    倉持 清美, 伊藤 葉子, 吉川 はる奈, 鎌野 育代 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 60 (0), 4-, 2017

    ...<br /><br /><u>○家庭看護の課題</u> 家庭看護は乳幼児期の問題だけではなく、高校生やその後の生活にも関わってくるため、自分たちにとっての問題として捉えられるような視点も重要になってくる。家庭看護の目標として、乳幼児期の健康な身体について学ぶだけではなく、このことが、今の自分、将来の自分とつながっていることが認識するような内容が、今後の家庭看護に必要と思われる。...

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  • 島根大学における育成型入試

    福間 栄子, 勝部 毅弘, 為石 勝美, 美濃地 裕子, 和久田 千帆 大学入試研究ジャーナル 27 (0), 167-172, 2017

    ...<p>島根大学は,文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」において,平成25年度に採択された。このことから,教育面では,地域志向教育の可視化と更なる強化を図るとともに,実際に地域に出向き,地域の課題や資源を発見し,その課題を解決できる地域貢献人材を養成する「COC人材育成コース」を平成28年度から設置した。...

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  • 日本美術作品を学習する教科の考察

    有田 洋子 美術教育学研究 48 (1), 25-32, 2016

    ...本稿は,美術作品の学習が他教科で機能している現状を検討するため,現役大学生に小学・中学・高校生時代に代表的な日本美術作品を見知った機会,教科等についてアンケート調査し,その結果を考察して,次の結論を得た。1.大学生の半数以上がはっきり見たことがあるとしたのは代表的日本美術70作品中25作品であった。2.大学生は見知った作品の75%は学校で見たと回答した。...

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  • 在来希少種カワバタモロコの環境DNA による検出系の確立

    福岡 有紗, 高原 輝彦, 松本 宗弘, 兵庫県立農業高校生物部, 丑丸 敦史, 源 利文 日本生態学会誌 66 (3), 613-620, 2016

    生物多様性は近年著しく減少しており、特に淡水域では深刻である。希少種の保全においては、対象種が低密度で棲息していたとしても分布を把握する必要がある。従来、分布域の調査法として直接捕獲や目視確認などが行われてきたが、いずれも相当な時間や労力、専門性を必要とする。そこで近年、従来の手法を補完する方法として、生体外に放出されたDNAである環境DNAを用いた手法が開発されている。本研究では、カワバタモロ…

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件 被引用文献1件

  • SPECC モデルに基づく高校生を対象とした数学的モデル化の授業例

    御園 真史 日本科学教育学会年会論文集 39 (0), 105-108, 2015

    <p>昨年度の数学的モデリングに関する課題研究の発表では,筆者が提唱する授業デザインモデルであるSPECC モデルを用いた,中学校における数学的モデル化の授業例を示した。本稿では,SPECC モデルに基づく,高等学校における数学的モデル化の授業例として,「ベタ踏み坂の問題」を紹介する。この授業での概念形成を通して,三角比の導入につながる指導を提案する。</p>

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  • 高校生の携帯電話依存と食行動に関する考察

    米山 由恵, 石田 章, 松本 寿子, 横山 繁樹 農業生産技術管理学会誌 19 (4), 143-149, 2013-03-15

    This article clarifies the impact of mobile phone dependence on diet behavior of high school students using individual survey data conducted by Benesse Educational Development Center in 2004. The …

    DOI 参考文献25件

  • 推薦・AO入試の利用希望と県内進学希望

    雨森 聡, 森 朋子, 田中 均, 濱名 篤, 濱名 陽子, 佐藤 広志, 芝野 淳一, 山内 乾史, 川嶋 太津夫 大学入試研究ジャーナル 23 (0), 7-13, 2013

    ...<p>高校生の進路選択に関する知見を参考に, 受験者の掘り起し等の入試戦略を立てることが可能である。その戦略について社会調査データを用いて検証し, 課題について述べることが本稿の目的である。分析より, 島根大学入試センターの受験者の掘り起こし戦略の対象が妥当であることや, AO入試の有り方を再検討する必要があることが明らかになった。</p>...

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