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検索結果 42 件

  • 陸上ボーリング銚子コアの浮遊性有孔虫化石群集に基づく中期更新世表層海洋環境の推定

    大浦 佑馬, 林 広樹, 亀尾 浩司 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 258-, 2021

    ...<p>房総半島北東部の銚子地域に分布する鮮新–更新統犬吠層群は微化石を豊富に含む半遠洋性堆積物であり,これまでいくつかの年代層序学的研究が行われてきた(酒井,1990).この犬吠層群を対象として1998年に陸上ボーリングコアが東京大学海洋研究所によって掘削され,微化石層序,古地磁気,酸素同位体比から年代層序が確立され, 海洋酸素同位体比ステージ(MIS)11~24であることが明らかになっている (Kameo...

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  • 富山県の上部鮮新統三田層におけるMT1凝灰岩層のフィッショントラック年代と古環境

    後藤 隆嗣, 那須野 伸治, 入月 俊明, 大平 寛人, 林 広樹 地質学雑誌 120 (2), 71-86, 2014-02-15

    ...富山県富山市八尾町には鮮新統三田層が分布する.この地層は3層の凝灰岩層(OT3,MT1,MT2)を含み,OT3とMT2凝灰岩層の年代は5.2 ± 0.5 Maおよび2.2~2.3 Maと見積もられている.今回,八尾町平林周辺の赤江川流域に分布する,MT1凝灰岩層に対してフィッショントラック法に基づく年代値の推定と,この層準付近から産出する貝形虫と浮遊性有孔虫化石の群集解析を行い,古環境を推定した.その...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献26件

  • 仙台南西部に分布する東北日本太平洋側標準層序としての中・上部中新統および鮮新

    藤原 治, 鈴木 紀毅, 林 広樹, 入月 俊明 地質学雑誌 119 (Supplement), S96-S119, 2013-08-15

    本巡検では,東北日本の太平洋側新第三系の標準地域としての宮城県仙台市から名取市にかけて分布する新第三系を見学する.見学の要点は,シーケンス層序と奥羽山脈発達史などの研究成果を念頭においた観察にある.最下位の茂庭層では,同時期の地層では例の少ない岩礁性動物群化石を見る.時間が許せば,茂庭層-旗立層境界に見られる海緑石層を見学し,東北日本で同時期に海緑石層が形成されていた一端を紹介する.名取川下流の…

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  • 第7章鮮新

    澤田 順弘 西郷地域の地質.地域地質研究報告(5万分の1地質図幅) 64-74, 2009

  • 島根県,鮮新—更新統江津層群テフラ中に産するコランダム,トパーズ,紅柱石,ガーネットの起源

    立石 良, 沢田 順弘 第四紀研究 47 (5), 299-311, 2008

    ...島根県中西部に分布する鮮新—更新統江津層群のテフラ中から,コランダム,水酸化Al鉱物,トパーズ,紅柱石,ガーネットを発見した.本論文では,これらのAlに富む鉱物の形態と組成,それらを含むテフラの堆積学的特徴,およびテフラより下位の砂層中の重鉱物を報告し,Alに富む鉱物の起源について検討した.Alに富む鉱物は,再堆積の影響がほとんどないテフラにも含まれており,自形ないし摩耗されていない形態を考え合わせると...

    DOI Web Site 参考文献66件

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