書誌事項

アジアNIESの対外直接投資

北村かよ子編

(経済協力シリーズ, 第197号)

日本貿易振興会 アジア経済研究所, 2002.3

タイトル読み

アジア NIES ノ タイガイ チョクセツ トウシ

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内容説明・目次

内容説明

本書では、東アジアの経済発展における直接投資の役割を理解する試みの一つとして、1980年代半ば以降、ASEAN・中国における資本・技術供給源としてのプレゼンスを高めたNIES諸国(韓国・台湾・シンガポール・香港)の対外投資の展開過程と、その性格を検討した。NIES諸国は、60‐70年代以降、直接投資の受入れを重要な契機として急速な工業化を遂げたのち、80年代の外的環境の変化を受けて、投資の「受け手」から「出し手」へと転換を遂げた。本書では、それぞれの経済における出し手への転換のダイナミズムを考察するとともに、各国の対外投資の展開過程の特徴を把握することに努めている。

目次

  • 第1章 東アジアの経済発展とNIESの役割—対外直接投資を中心に
  • 第2章 韓国企業の海外直接投資—電子産業における拡大・調整過程を中心に
  • 第3章 台湾の対外投資—「所有特殊的優位性」の更新過程
  • 第4章 シンガポールの対外投資—電子産業における対アジア投資を中心に
  • 第5章 直接投資の展開と産業構造の変容—香港の事例

「BOOKデータベース」 より

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