CiNii
澤田 康徳 , SAWADA Yasunori , 澤田 康徳(東京学芸大学 人文科学講座 地理学分野) , SAWADA Yasunori(Tokyo Gakugei University)
東京学芸大学紀要. 人文社会科学系. II (71), 1-9, 2020-01-31
IR
Otsu Takuya , Sawada Yasunori
<p><b>目的:</b>降水認識に関しては,これまで降水量に関する調査が主体で,防災上重要な降水量の空間的広がりに対する理解程度は明らかにされていない.降水量の空間的理解の深化には,降水量分布情報の活用が有効であり(島貫 1997),本研究では初等~中等教育段階における降水量分布情報の読図特性を明らかにする.</p><p><b&g …
Proceedings of the General Meeting of the Association of Japanese Geographers 2019a(0), 71, 2019
J-STAGE
Sawada Yasunori
… <p><b>目的:</b>これまでの気候認識研究は,自国や世界に対するものがほとんどで,他の国・地域に対する認識の系統的な差異は明確ではない.本研究では,中国における大学生の日本・中国の気候に対する関心と情報取得の関係を捉える.</p><p><b>方法</b><b>:</b>対象者は,日本への留学生数が最大(2017年度:107260人)の中国(首都北京)における大学生(CS:228人),日本人留学 …
Proceedings of the General Meeting of the Association of Japanese Geographers 2019a(0), 21, 2019
澤田 康徳
地理学評論. [Series A] 91(6), 487-503, 2018-11
… の長期間の積算降水量は防災の観点からも議論すべき認識内容である.また,気候認識には経験的,地誌的理解および系統的理解が関わることや,情報獲得手段の差異も指摘されている.気候認識は,幼少期から連続的に獲得される情報の総体であることが想定されるが,長期的な情報獲得の気候認識への関わりは明確になっていない.本研究では,将来的に防災教育に携わる可 …
Proceedings of the General Meeting of the Association of Japanese Geographers 2018s(0), 000051, 2018
SAWADA Yasunori
地理学における気候は,人間の社会的営みと深く関連するもので(福岡 1993),気候学習は学校教育段階において社会科や地理歴史科に位置づけられている.これらの諸点を踏まえても,気候学習は大気の平均状態の認識育成にとどまらず,人間社会との連関を総合的に捉えることに学習の眼目がある.しかし,気候は不可視的で時間的・空間的変動が大きい大気の平均状態で抽象性が高く,理解することが元来難しい.気候の景観写真が …
Proceedings of the General Meeting of the Association of Japanese Geographers 2018s(0), 000045, 2018
… 契機は明確でない.他方,地域・学校における暑熱対応は,養護教諭の医療・教育的判断が重要である.多様な地域における保健指導の方向性(長野ほか2015など)が検討される一方,これまで養護教諭の気候認識は把握されていない.本研究では,日本有数の暑熱地域である熊谷市(渡来 2011など)の小・中学校において,記憶の振り返りは最長でも初任時前後であることが想定される,養護教諭の職務上における暑 …
Proceedings of the General Meeting of the Association of Japanese Geographers 2017a(0), 100025, 2017
KATO Sachiko , SAWADA Yasunori
Bulletin of Tokyo Gakugei University. Humanities and social sciences. II 65, 35-43, 2014-01