流木炭窯の大規模化に伴う炭化過程における熱伝導・熱応力挙動の解析的考察と奥只見大窯

  • 黒田 重徳
    社団法人 土木学会 電源開発 (株) 関東支社土木センター

書誌事項

タイトル別名
  • AN ANALYTICAL CONSIDERATION AS TO HEAT TRANSFER, HEAT STRESS-STRAIN BEHAVIOR OF A LARGE SCALE COAL KILN DURING CARBONIZATION PROCESS AND THE OKUTADAMI COAL KILN
  • リュウボク スミガマ ノ ダイキボカ ニ トモナウ タンカ カテイ ニ オケル

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抄録

ダム貯水池流木の炭化窯として伝統的土窯の大型化を図ろうとする場合, 炭化過程における窯の熱膨張そして収縮の繰り返し履歴による材料のひび割れ, 剥離, 劣化等に対する構造的安定や耐久性などが懸念される. そこで, 本文では炭窯の材料特性と熱伝導性それに伴う熱応力・変位挙動を定量的に予測検討し, 窯の規模拡大に伴う設計上の課題と対策に言及する. その施工例として「奥只見大窯」の機能性と稼働時の挙動について検討し, 解析的考察ならびに設計・施工の妥当性について検証する.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1996 (546), 13-22, 1996-09-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (10)*注記

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