鋼製箱形断面を有する橋脚柱の耐震性向上法に関する実験的研究

  • 北田 俊行
    社団法人 土木学会 大阪市立大学 工学部土木工学科
  • 中井 博
    社団法人 土木学会 大阪市立大学 工学部土木工学科
  • 中西 克佳
    社団法人 土木学会 大阪市立大学 工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL STUDY ON METHOD FOR INCREASING ULTIMATE STRENGTH AND DUCTILITY OF STEEL BOX BRIDGE PIERS AGAINST STRONG EARTHQUAKE
  • コウセイ ハコガタ ダンメン オ ユウスル キョウキャク チュウ ノ タイシン

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抄録

本論文では, 薄肉箱形断面を有する単独柱形式の鋼製橋脚柱の耐震性を向上ための以下の方法について検討するために, 7体の実験供試体を用いて, 仮動的実験 (ハイブリッド実験), および漸増変位の繰返し載荷実験を実施している. すなわち, (1) 断面の構成板パネルの幅厚比を小さくして局部座屈を防止する方法, (2) コンクリートを断面内部へ部分的に充填するときの充填方法, および (3) 柱基部を三角リブで補強する方法を, 主に着目している. そして, それらの方法を用いれば, 橋脚柱の耐震性をどの程度向上させることができるのかについて検討し, それらの方法を用いる際の留意点についてまとめている.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1998 (591), 219-232, 1998-04-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (6)*注記

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参考文献 (46)*注記

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