経路復元誘導機能を考慮した道路案内標識システムに関する研究

  • 野村 哲郎
    社団法人 土木学会 株式会社コルバック 技術開発室
  • 外井 哲志
    社団法人 土木学会 九州大学大学院 都市環境システム工学専攻
  • 清田 勝
    社団法人 土木学会 佐賀大学 理工学部都市工学科

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON THE OPTIMAL ROAD SIGN SYSTEM IN HIGHWAY NETWORK USING VALUE OF STRAY
  • ケイロ フクゲン ユウドウ キノウ オ コウリョ シタ ドウロ アンナイ ヒョウシキ システム ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

本研究は, 道路網における案内標識の最適配置に関して, ネットワーク上における迷走の最小化をはかることを目的とし, その数理モデルの提案およびアルゴリズムの開発を行ったものである.<br>目的地の案内方法としては地名または路線番号方式および併用型とし, その設置箇所は交差点流入部に限定している. 運転者の迷走度の表現として到達迷走度を導入している. 最適化の考え方としては, すべてのODの到達迷走度の和を最小化する立場を提案している. 最適化の数理モデルでは, 運転者の迷走度に関する指標を目的関数とし, 標識設置リンク数および案内1方向あたりの表示数を制約条件として, 解法には動的計画法を適用し, 計算例により地名, 路線および併用型案内の性質を示している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (625), 125-133, 1999-07-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (22)*注記

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