小型区画を用いたバックドラフト実験

• 早坂 洋史

  北海道大学大学院工学研究科

• 工藤 祐嗣

  北海道大学大学院工学研究科

• 小島 秀吉

  札幌市消防科学研究所

• 上田 孝志

  札幌市消防科学研究所

書誌事項

タイトル別名

• Backdraft Experiments in a Small Compartment Fire
• コガタ クカク オ モチイタ バックドラフト ジッケン

抄録

小型の区画火災実験装置で，バックドラフト発生前後の区画内の温度や酸素濃度の変化傾向などを測定した。この結果，（1）バックドラフトに特有と思われる，天井部付近の温度と酸素濃度の急激な変化傾向が観測できた。つまり，バックドラフト発生前には，火炎の自己消炎に伴い，急激に温度が低下し，酸素濃度は上昇した。（2）バックドラフトの発生直後の開口部からの煙・火炎の噴出状況とファイアボール形成過程をビデオカメラによる連続写真で明確に示した。（3）小型の区画火災実験装置でのバックドラフト発生のシナリオを作成した。<br>（オンラインのみ掲載）

収録刊行物

• 日本火災学会論文集

  日本火災学会論文集 48 (1), 11-17, 1998

  日本火災学会

詳細情報

• CRID: 1390001205947727616
• NII論文ID: 10002686114
• NII書誌ID: AN0018688X
• DOI: 10.11196/kasai.48.1_11
• ISSN: 18835600
• ISSN: 05460794
• NDL書誌ID: 4534398
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I4534398
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可