PRCはりの最小鋼材量に関する検討

  • 出雲 淳一
    社団法人 土木学会 関東学院大学 工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • MINIMUM REINFORCEMENT REQUIREMENTS FOR PRC BEAMS
  • PRCハリ ノ サイショウ コウザイリョウ ニ カンスル ケントウ

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抄録

本研究は, PRC (Prestressed Reinforced Concrete) はりの設計を例にとり, 曲げおよびせん断に対してぜい性破壊を生じないための最小鋼材量について検討を行うことを目的としている. 本研究では, 現行のコンクリート標準示方書の終局耐力算定方法に基づいて, コンクリート強度およびプレストレスの導入レベルをパラメータとして, 必要とされる最小鋼材量の数値解析を行い, その定量化を試みている. また, 国内外の種々の設計規準および現行のコンクリート標準示方書との比較も行いながら, PRCはりの曲げおよびせん断に対する最小鋼材量の考え方をまとめている.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1998 (606), 151-164, 1998-11-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (16)*注記

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