地理的分布に基づいたPanulirus japonicus種群(甲殻綱,イセエビ科)の種分化に関する仮説

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タイトル別名
  • A Hypothesis on the Speciation of the Panulirus japonicus Group (Crustacea, Decapoda, Palinuridae) Based on Geographic Distributions
  • Hypothesis on the Speciation of the Pan

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抄録

先祖種'P.longipes'からの4種(P.cygnus,P.japonicus,P.marginatus,P.pascuensis)の種分化に関する仮説を提起する.この仮説によれば,先祖種'P.longipes'は,最終氷河期以前の最新世においては,現在のP.japonicus種群全体が占めている地理分布に相当する分布範囲を持っていたが,縁辺域の岩礁域に適応した各個体群が,最新世の氷河期を通じて地理隔離及び生殖隔離されることによって種として分化した.

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参考文献 (78)*注記

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