静的破砕剤の膨張圧測定法と膨張圧の諸性質

  • 原田 哲夫
    社団法人 土木学会 長崎大学 工学部構造工学科
  • 副田 孝一
    社団法人 土木学会 小野田セメント (株) 建設材料研究所
  • 出光 隆
    社団法人 土木学会 九州工業大学 工学部設計生産工学科
  • 渡辺 明
    社団法人 土木学会 九州工業大学 工学部設計生産工学科

書誌事項

タイトル別名
  • CHARACTERISTICS OF EXPANSIVE PRESSURE OF AN EXPANSIVE DEMOLITION AGENT AND THE DEVELOPMENT OF NEW PRESSURE TRANSDUCERS
  • セイテキ ハサイザイ ノ ボウチョウアツ ソクテイホウ ト ボウチョウアツ ノ

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抄録

静的破砕剤は, 岩盤やコンクリートの解体に広く用いられているが, 最も重要なのは, ボーリング孔中の膨張圧の挙動をいかに正確に把握するかである. 本研究ではまず, ボーリング孔中の膨張圧の直接的測定方法を開発し, それを用いて膨張圧に及ぼす各種要因とそれらに対する膨張圧の挙動について検討を行った. その結果, 1) 膨張圧はあまり拘束度の影響を受けず, 2) 液圧的伝播をする, 3) 周囲の温度の影響が顕著であるが, 温度が変化しても水和率が同じであれば, 膨張圧は同じである等のことを明らかにした.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1993 (478), 91-100, 1993-11-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (2)*注記

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