狭小箱桁橋におけるコスト縮減効果の試算と最適箱幅に関する検討

  • 志村 勉
    社団法人 土木学会 川田工業 (株) 橋梁事業部M開発プロジェクト
  • 辻角 学
    社団法人 土木学会 川田工業 (株) 橋梁事業部M開発プロジェクト
  • 宮森 雅之
    社団法人 土木学会 東京電機大学大学院理工学研究科
  • 依田 照彦
    早稲田大学 理工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • COST EFFECTIVENESS OF NARROWED BOX GIRDERS BRIDGES AND DETERMINATION OF BOX WIDTHS
  • キョウショウハコ ゲタキョウ ニ オケル コスト シュクゲン コウカ ノ シサン ト サイテキ ハコハバ ニ カンスル ケントウ

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抄録

近年, 我が国では急速な建設コスト縮減要請の高まりを受けて, 鋼橋の分野でもコスト縮減に関する多くの試みが行われている. しかしながら渦中においても, 箱桁橋の合理化に関する改革が, 充分な進展を遂げているとは思われないのが現状である. そこで箱桁橋の合理化に向けた一つの方向性として, 箱幅の狭小化を前提に縦リブ数の低減, 横リブの省略, および床版の強化による縦桁の省略を図ることが考えられる. これにより材片数, 部材数などの大幅な縮減が可能になり, 製作および現場での架設などのコスト削減が期待される. 本論文では, これらの建設コストの縮減効果について試算を試みた結果と考察ならびに最適な箱幅について論じたものである.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (637), 43-52, 1999-12-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (20)*注記

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