書誌事項
- タイトル別名
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- ANTIMICROBIAL ACTIVITIES OF MEROPENEM AGAINST CLINICALLY ISOLATED STRAINS
- THE RESULT AGAINST STRAINS ISOLATED FROM BLOOD AND CEREBROSPINAL FLUID
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抄録
1993年1月~1994年12月に検出した血液及び髄液由来臨床分離株を対象とし, Meropenem (MEPM) の抗菌活性を知ることを目的に, 対照薬剤を加えた最小発育阻止濃度 (MIC) を測定して以下の結果を得た.<BR>1. グラム陽性の3菌種, すなわちBenzylpenicillin (PCG) 低感受性株又は耐性株を含むStreptococcus pneumoniae, Streptococcus agalactiae, Listeria monocytogenesに対するMEPM, Imipenem (IPM), Panipenem (PAPM) のMIC-range, 50% MIC (MIC50), 90% MIC (MIC90) はほぼ同等であり, Ampicillin (ABPC) とCefotaxime (CTX) に勝っていた.<BR>2. グラム陰性のEscherichia coli, Haemophilus influenzaeに対する上記Carbapenems 3薬剤のMIC-range, MIC50, MIC90には差があり, E. coliに対するMIC90はMEPM≤0.025μg/ml, IPMとPAPMが各々0.2μg/ml, H. influenzaeに対するMIC90はMEPM 0.1μg/ml, IPM 25μg/ml, PAPM 6.25μg/mlであり, MEPMの抗菌活性がIPMとPAPMに大きく勝っていた.H. influenzaeに対するIPMとPAPMのMIC90が高い値を示したのは, 供試17株に存在したIPM耐性の3株に対するMICがIPM12.5~25μg/ml, PAPM 3.13~12.5μg/mlの結果を反映していたからである.<BR>3. S. pneumoniaeのPCGの低感受性又は耐性を示した6株を含む20株に対するABPC, CTXのMIC90は各々の0.39μg/ml, 0.1μg/mlであり, これらの値はCarbapenems 3薬剤の値に比較して高く, E. coliの供試13株にはABPC高度耐性の8株 (ABPCのMIC値100μg/ml), 及びCTxのMIC値0.39μg/ml, 3.13μg/mlを示す各々1株, 更にH. influenzaeのβ-ラクタマーゼ産生株は29.4%であった.<BR>4. 血液及び髄液由来臨床分離株に対するCarbapenems, 中でもMEPMの強い抗菌活性が示唆されたことから, MEPMは敗血症や化膿性髄膜炎を含むEmpiric therapyにおける第一選択剤としての有用性が期待できる.
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 49 (4), 377-385, 1996
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680472405120
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- NII論文ID
- 130004395753
- 10004899602
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- NII書誌ID
- AN00002626
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK28XivFSntr0%3D
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- ISSN
- 21865477
- 03682781
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- PubMed
- 8786628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可