こう原病の臨床検査の進歩　　ＩＩ．　こう原病検査の進歩と病態解明　　１．　赤沈，Ｃ反応蛋白，血清アミロイドＡ

• 佐々木 毅

  東北大学第二内科(免疫・血液病制御)

• 塚本 さなえ

  東北大学検査部

書誌事項

タイトル別名

• Advances of clinical laboratory for collagen disease. II. Advances of collagen disease test and disease state elucidation. 1. Blood sedimentation, C reaction protein and serum amyloid A.

抄録

赤沈値(血沈値), CRP値は炎症病態把握での基本的検査とされ,自己免疫疾患例でのモニタリングにおける重要な検査の一つとして汎用されている.最近,新しい炎症マーカーとして血清アミロイドA蛋白(SAA)のルーチン検査が可能となった. SAAはCRP変動の乏しいSLEらリウマチ性疾患の活動期に上昇する.これらの炎症マーカーは自己免疫疾患例のモニタリングにおいて有力な指標となりうることと推定される.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 87 (12), 2390-2395, 1998

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 赤沈

詳細情報

• CRID: 1390282681418898816
• NII論文ID: 10005007735
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.87.2390
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• PubMed: 9922656
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/87/12/87_12_2390/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1999124579
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可