食道潰ようを合併したBehcet病の1例

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タイトル別名
  • A case of Behcet's disease with esophageal ulcer.

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抄録

症例は36歳,女性.口腔粘膜アフタ性潰瘍,外陰部潰瘍及び毛嚢炎様皮疹を呈し, Behcet病不全型と診断した.経過中に,嚥下痛,悪心・嘔吐出現し,内視鏡検査にて,食道潰瘍を認めた. lansoprazoleおよびprednisolone投与後,症状改善した. 1989年頃より, Behcet病における消化管病変としての食道潰瘍が知られてきている.今回の症例でも,食道潰瘍は,治癒過程より,一症状であったと考えられた.

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