貧血 診断と治療の進歩  II. 診断と治療の実際  4. 溶血性貧血  3) 自己免疫性溶血性貧血

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  • Anemia Advances in diagnosis and treatments. II. Practice of diagnosis and treatment. 4. Hemolytic anemia. 3) Autoimmune hemolytic anemia.
  • 3)自己免疫性溶血性貧血

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抄録

AIHAの診断には溶血所見の存在と直接Coombs試験陽性が基本条件となる.本症は,病因・病態発生の面からも不均質で多様性に富み,自然歴の奥行きにも幅がある.自己抗体が認識する抗原の中でも,とくにRh抗原蛋白については分子・遺伝子レベルの解析が進展している.治療の主軸が副腎皮質ステロイド薬であることに変わりはなく,その適切な使用によって患者に最大の利益をもたらすことが臨床医に求められる.

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