末梢血中Ｗｉｌｍｓ腫よう遺伝子（ＷＴ１）発現量の増加が血液学的再発に先行した急性骨髄性白血病（ＡＭＬ）の１例

• 鈴島 仁

  NTT西日本九州病院内科

• 鶴崎 朋子

  NTT西日本九州病院内科

• 川口 祐司

  NTT西日本九州病院内科

• 松下 郁雄

  NTT西日本九州病院内科

• 沢田 知宏

  NTT西日本九州病院内科

• 河野 正一郎

  NTT西日本九州病院内科

• 西村 弘道

  NTT西日本九州病院内科

書誌事項

タイトル別名

• Increased Wilms Tumor gene(WT1) expression Preceeded by hematological relapse in a patient with acute myelogenous leukemia.

抄録

症例は47歳女性. 1996年11月発症の急性骨髄性白血病(AML). 1回の化学療法で完全寛解(CR)となり,以後4回の化学療法後もCRを維持していたが1997年12月の末梢血Wilms腫瘍遺伝子(WT1)発現量にわずかな増加が認められ,その後徐々に増加傾向を示し9カ月後に血液学的に再発した.サンプル採取が容易で確実な末梢血中WT1遺伝子発現定量はAMLの再発予知に有用と考えられた.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 89 (2), 347-349, 2000

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• WT1 mRNA
• MRD
• AML

詳細情報

• CRID: 1390001206441324416
• NII論文ID: 10005227831
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.89.347
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• PubMed: 10756650
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/89/2/89_2_347/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2000137199
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可