再興感染症としての肺結核　　ＩＩＩ．　病態から診断へ　　７．　肺外結核

• 柳生 久永

  東京医科大学内科学第五講座

• 中村 博幸

  東京医科大学内科学第五講座

• 松岡 健

  東京医科大学内科学第五講座

書誌事項

タイトル別名

• Re-emerging infectious disease, pulmonary tuberculosis. III. From disease state to diagnosis. 7. Extrapulmonary tuberculosis.

抄録

結核症の罹患部位は肺が最も多い.しかし結核症は全身感染症で,決して肺に限局するものではない.肺以外の部位の結核症を総称して肺外結核と呼ぶ.結核菌は主としてリンパ行性,血行性などの経路で全身諸臓器に播種する.内科医はリンパ節,胸膜,髄膜,腸,副腎等の肺外結核に遭遇する可能性があることから,これらの病態を熟知し,迅速かつ的確な診断治療の実践が要求される.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 89 (5), 889-893, 2000

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 肺外結核
• 粟粒結核
• 結核性髄膜炎
• 結核性胸膜炎

詳細情報

• CRID: 1390001206440534656
• NII論文ID: 10005228227
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.89.889
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• PubMed: 10853474
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/89/5/89_5_889/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2000242228
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可