重症肝障害を呈し速やかに改善した急性アルコール性脂肪肝の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of acute alcoholic fatty liver recovered immediately from severe liver dysfunction.

この論文をさがす

抄録

症例は54歳男性,多量飲酒により高度肝機能障害を発症して来院.血液検査にて重症急性肝障害と診断し,血漿交換・持続的血液濾過透析(CHDF)・ステロイドミニパルス療法を施行した.血液検査成績の速やかな改善を認め,また画像上も第1病日に高度脂肪肝が認められたが,第4病日には脂肪肝の著明な改善が得られた.病態としてAlcoholic foamy degeneration(AFD)が考えられたが,急性脂肪変性の改善に各種治療の関与が示唆された.

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ