固化処理したため池底泥土の堤体盛土材への適用性確認のための現場実証試験

書誌事項

タイトル別名
  • FIELD TEST TO CONFIRM APLLICABILITY OF CEMENT-STABILIZED POND-MUD SOIL AS FILL MATERIAL TO REPAIR OR REINFORCE IRRIGATION DAM EMBANKMENT
  • コカ ショリ シタ タメイケ テイデイド ノ テイタイ モリドザイ エ ノ テキヨウセイ カクニン ノ タメ ノ ゲンバ ジッショウ シケン

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抄録

ため池に堆積した底泥土は貯水容量の低下や水質悪化の原因となるが, このようなたため池では堤体が老朽化し早急に改修や補強が必要な場合が多い. これまでに著者らは, ため池の底泥土の除去処理と堤体の改修や補強を同時に行うために, 底泥土の堤体盛土材への適用性を室内試験により確認してきた, ここでは, これまでの室内試験による成果を実施工レベルで確認するために現場実証試験を実施した結果を報告する. 特に, 初期固化土解砕時における解砕粒径が強度や透水性に及ぼす影響があり, 盛土材の用途に応じて適切な解砕粒径を選択する必要があること, 盛土造成時にはトラフィカビリティーの確保が重要であることが明らかになった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2001 (680), 269-284, 2001-06-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (16)*注記

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参考文献 (8)*注記

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