免震橋の荷重低減係数に及ぼすじん性率の設定法の影響

• 川島 一彦

  東京工業大学大学院 理工学研究科土木工学専攻

• 永井 政伸

  東京工業大学大学院 理工学研究科土木工学専攻 社団法人 土木学会

書誌事項

タイトル別名

• EFFECT OF COLUMN AND SYSTEM DUCTILITY FACTORS ON THE EVALUATION OF RESPONSE MODIFICATION FACTOR OF ISOLATED BRIDGES
• メンシンバシ ノ カジュウ テイゲン ケイスウ ニ オヨボス ジンセイリツ ノ セッテイホウ ノ エイキョウ

抄録

本論文では, 免震支承で支持された橋梁に対する橋脚系じん性率と橋全体系じん性率の違いを明らかにし, これが免震設計に用いる荷重低減係数に及ぼす影響を線形・非線形動的解析に基づいて検討した. この結果, 橋脚系じん性率を用いると荷重低減係数を過大評価するが, 全体系じん性率を用いれば, 荷重低減係数の推定精度はかなり改善されることを明らかにした. また, 免震支承および橋脚がともに塑性化するような場合の等価線形化法の適用性についても検討した.

収録刊行物

• 土木学会論文集

  土木学会論文集 2001 (675), 235-250, 2001-04-21

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• bridge
• seismic isolation
• seismic design
• system ductility factor
• column ductility factor
• force reduction factor
• equivalent linear method

詳細情報

• CRID: 1390282680284946816
• NII論文ID: 130003983800
• NII論文ID: 10006538899
• NII書誌ID: AN10014020
• DOI: 10.2208/jscej.2001.675_235
• ISSN: 18827187
• ISSN: 02897806
• NDL書誌ID: 5752174
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I5752174
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/2001/675/2001_675_235/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可