免震支承とRC橋脚がともに塑性化する場合の免震橋の耐震性に関する実験的検討

DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献22件
  • 庄司 学
    社団法人 土木学会 筑波大学 機能工学系
  • 川島 一彦
    東京工業大学 大学院理工学研究科土木工学専攻
  • 斎藤 淳
    社団法人 土木学会 ハザマ 高知空港作業所ハザマ・香長建設建設企業体

書誌事項

タイトル別名
  • CYCLIC LOADING TEST TO CLARIFY NONLINEAR BEHAVIOR OF AN ISOLATED BRIDGE SUPPORTED BY HIGH DAMPING RUBBER BEARINGS
  • メンシンシショウ ト RC キョウキャク ガ トモニ ソセイカ スル バアイ ノ メンシンキョウ ノ タイシンセイ ニ カンスル ジッケンテキ ケントウ

この論文をさがす

抄録

現在の橋の免震設計では, 上部構造の応答変位が大きくなり過ぎないように, 免震橋の固有周期は免震支承を用いない場合の固有周期の2倍程度に抑えられている. このため, 免震橋の固有周期と地震動の卓越周期を十分に分離することができない場合があり, この場合には免震支承のみならず橋脚にも塑性化が生じ得る. 免震支承と橋脚がともに塑性化する場合の免震橋の耐震性能については解析的・実験的に従来ほとんど検討されていないのが実状であり, 早急な検討が求められている. ここでは, 降伏耐力の異なる2タイプのRC橋脚に対して高減衰積層ゴム支承を設置し, 繰り返し載荷実験によって免震支承と橋脚がともに塑性化する場合の免震橋の耐震性能について検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2001 (682), 81-100, 2001-07-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (22)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ