金属イオンを電子受容体とする二酸化チタン粒子懸濁系におけるＮＡＤＨの光酸化反応

• 古泉 善行

  大阪大学大学院基礎工学研究科

• 西 潤平

  大阪大学大学院基礎工学研究科

• 田谷 正仁

  大阪大学大学院基礎工学研究科

書誌事項

タイトル別名

• Photooxidation of NADH in Slurry of Titanium Dioxide Particles with Metal Ion as an Electron Acceptor.
• キンゾク イオン オ デンシ ジュヨウタイ ト スル 2サンカ チタン リュウシ ケンダクケイ ニ オケル NADH ノ ヒカリ サンカ ハンノウ

抄録

Ag⁺，Cu²⁺，Ni²⁺，Fe³⁺，[Fe(CN)₆]^3-，Fe（III）一EDTAを電子受容体として含む二酸化チタン粒子懸濁系においてnicotinamide adenine dinucleotide（NADH）の光酸化反応を試験したところ，Fe（III）-EDTAを用いたとき，最もNADHの酸化反応速度が高いことが分った．また，種々の初期Fe(III)-EDTA濃度（C_Fe3,0=0-100×10^-3m01/m³）におけるNADH：の酸化反応を検討した結果，反応初期においてはFe(III)-EDTA濃度の増加に伴いNADHの酸化速度は向上し，その後，反応の進行に伴って反応系内は擬定常状態となり，NADHはほぼ一定の速度で酸化されることが示された．

収録刊行物

• 化学工学論文集

  化学工学論文集 27 (3), 407-410, 2001

  公益社団法人 化学工学会

キーワード

• titanium dioxide
• photooxidation
• metal ion
• nicotinamide adenine dinucleotide

詳細情報

• CRID: 1390001204509097088
• NII論文ID: 10006554220
• NII書誌ID: AN00037234
• DOI: 10.1252/kakoronbunshu.27.407
• COI: 1:CAS:528:DC%2BD3MXktFOnsL4%3D
• ISSN: 13499203
• ISSN: 0386216X
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/0386216X
• NDL書誌ID: 5811034
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I5811034
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/kakoronbunshu/27/3/27_3_407/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可