糖尿病性腎症の診断と治療

書誌事項

タイトル別名
  • イガク ト イリョウ ノ サイゼンセン トウニョウビョウセイジンショウ ノ シンダン ト チリョウ
  • [Diagnosis and treatment of diabetic nephropathy].

この論文をさがす

抄録

我が国に多い2型糖尿病では腎症を蛋白尿・腎機能の面より5期に病期分類している.糖尿病性腎症は第3期の顕性腎症を過ぎると大多数は進行性であり,慢性腎不全に陥り,予後不良である.従って腎症を早期に診断して,充分な治療を行い腎症が進行しないようにすることが重要である.現在のところ微量アルブミン尿が早期腎症の診断の確立されたマーカーであるが,筆者らの研究が契機となり開発された尿中IV型コラーゲン測定法の臨床応用が可能となり,腎症のより早期の指標となるのではないかと期待されている.一方腎症の治療においては血糖・血圧の厳格なコントールと蛋白制限食が原則である.膵移植後10年で結節性病変が治癒した報告がなされたが,これは我々に血糖コントロールの重要性を再認識させるものである.

収録刊行物

参考文献 (14)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ