レタス根腐病菌の伝播要因と伝播防止技術の検討

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タイトル別名
  • Some Dispersal Factors of <i>Fusarium oxysporum</i> f. sp. <i>lactucae</i> Root Rot of Lettuce and Control Measure
  • レタス ネグサレ ビョウキン ノ デンパ ヨウイン ト デンパ ボウシ ギジュツ ノ ケントウ

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抄録

長野県においてレタス根腐病の発生面積は拡大しつつあり, 特に1産地で発生面積が急速に増加している。その原因を検討するため, レタス根腐病菌 (Fusarium oxysporum f. sp. lactucae) の伝播要因について調査した。根腐病発生農家の育苗施設において, 育苗トレイを置床する床土の病原菌汚染の有無を調査したところ, 4棟の施設の内2棟から本病菌が検出された。また, 春季強風により飛散する土壌から本病菌が検出された。したがって, これらによる病原菌伝播が生じていると考えられた。さらにトラクターに付着した汚染土壌の殺菌法について検討したところ, 熱水による方法が有効であった。

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