病原因子を欠落後も特徴的な表現形質を保持している教育用チフス菌株の作成 Construction of Virulent Defective Mutants of Salmonella typhi and Their Phenotypic Description as Candidates for Educational Usage

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Abstract

チフス菌は危険度分類でレベル3に位置づけられており、P3がない教育研究機関での使用が制限されている。そこでチフス菌の病原因子を欠落させた変異株を作成して、P2レベルで教育実験を行うための候補になる菌株の作成を行った。野生株のチフス菌GIFU1007から、Vi欠損株は血清感受性で活性化した食細胞内では増殖できないが腸管からの侵入性は増加した。そこでVi欠損株にinvA、invG、sipB、sipC、およびrpoSの欠損を加えた菌株を作成した。特にinvA、sipB、およびviaBのすべてを同時に欠損した変異株GIFU3P409株は侵入に関与する遺伝子をなくしたため腸管からの侵入性を欠損し、ViとrpoSがないため食細胞内や血清で増殖ができない株ができあがった。この株はVi欠損以外は野生株と同じ生化学的特徴を持っており、教育用菌株として安全に使用できることを特徴としている。この株はしたがってレベルダウンの候補になる菌株として今後の評価を待ちたい。

Journal

  • Microbiology and culture collections

    Microbiology and culture collections 17(1), 13-21, 2001-06-30

    Japan Society for Culture Collections(JSCC)

References:  19

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008018004
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10475420
  • Text Lang
    ENG
  • Article Type
    ART
  • ISSN
    13424041
  • NDL Article ID
    5861801
  • NDL Source Classification
    ZR5(科学技術--生物学--菌類・微生物)
  • NDL Call No.
    Z18-1812
  • Data Source
    CJP  NDL  JASI 
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