インドネシアの地鶏における消化管内蠕虫の疫学調査

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  • インドネシア ノ ジドリ ニ オケル ショウカカン ナイゼンチュウ ノ エキガク チョウサ

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インドネシアのジャワ島ジャカルタおよびボゴール地区,カリマンタン島バンジャルバル地区,スマトラ島バンダルランポン地区およびスラウェシ島マロス地区の5地区で1995年9月から1998年9月の4年間,130羽の地鶏について消化管内蠕虫の寄生虫状況を調べた。全体の検出率は92.3%と高率であった。種類としては鶏回虫43.1%,鶏盲腸虫7.7%,旋回鶏胃虫8.5%,Tetrameres fissispina 61.5%,Prosthogonimus pellucidus 9.8%および条虫類73.1%であった。また分離された条虫類は方形条虫,棘溝条虫,有輪条虫,膜様条虫,Hymenolepis cantaniana,Choanotaenia infundibulumおよび楔状条虫の7種がみられた。地区別では鶏盲腸虫はジャカルタ地区からのみ検出され,Prosthogonimus pellucidusはマロス地区からは検出されなかった。

Journal

  • 鶏病研究会報

    鶏病研究会報 37 (2), 116-123, 2001-08

    つくば : 鶏病研究会

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