全自動核移植システムの開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Automated Nuclear Transplantation System
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抄録
我々は,全自動核移植システムの要素技術として,核移植作業,その中でも特に脱核作業の際に必要となる卵細胞の回転操作を自動化する機構を開発した.この機構は微小物体の操作に優れている静電気力を利用している.静電気力による現象(electrorotation,dielectrophoresis)を起こすことによって,マウス卵細胞を約60deg/sの速度で回転させることができ,また回転方向を反転させることも可能であった.この操作は通常の培養液中(HTF,CZB)で行うことが出来る.また,静電気力による回転が卵細胞の受精能·発生能に与える影響を確認するため,静電気力によって回転させた卵細胞に対してIVFと核移植を行った.その結果,静電気力で回転させた卵細胞の受精能·発生能は通常の卵細胞と同様であった.したがって,静電気力による回転は卵細胞の受精能·発生能に影響を与えないと言える.
収録刊行物
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- 日本哺乳動物卵子学会誌
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日本哺乳動物卵子学会誌 18 (3), 106-109, 2001
日本卵子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679315383936
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- NII論文ID
- 10008024500
- 30002016784
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- NII書誌ID
- AN10548943
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- ISSN
- 13475878
- 13417738
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- NDL書誌ID
- 5982044
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可