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- 福土 審
- 東北大学大学院医学系研究科人間行動学
書誌事項
- タイトル別名
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- New aspects of irritable bowel syndrome
- 過敏性腸症候群
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抄録
過敏性腸症候群(IBS)は,消化器病の臨床上高頻度に遭遇する重要な疾患である.その克服は患者の切実な願いであるとともに,医療経済に大きく影響する。IBSの病態は,消化管運動異常,消化管知覚過敏,心理的異常で特徴づけられる.これらは相互に関連しており,ストレスによる症状の増悪という現象から,脳腸相関の異常がIBSの本質であると考えられる.IBSの原因を解明するために,脳腸ペプチド,粘膜微小炎症による消化管機能変化,遺伝子,学習,神経可塑性脳内神経伝達が注目される.
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 98 (10), 1137-1145, 2001
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681373690496
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- NII論文ID
- 10008043213
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD3Mrntl2rtA%3D%3D
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 11680987
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可