口蓋裂の子どもが言語障害に陥ったとき家族がどのようにかかわったか  [in Japanese] Parents Attitudes toward on Rearing a Child with Cleft Palat  [in Japanese]

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Abstract

口唇裂口蓋裂の問題は形態・機能・心理面と多義であり,治療も長期に渡るが,親の意識調査の結果もそれを裏づけた.このように多様な問題を抱えた口唇裂口蓋裂の子どもに対する親の関わりかたはそれぞれの家庭によって異なるため,指導も単一ではない.大多数の親は困難な乳児期を克服して,その後は健常な環境で子どもを育てられる.このような親には,治療の情報提供や現症を伝えるといった狭い意味の言語治療だけですむ.しかし,個別のカウンセリングを行わないと子どもの発達にとって望ましくない環境をつくるおそれのある親には広い意味での言語臨床が必要とされる.初回手術後,鼻咽腔閉鎖機能不全を示し言語に問題を生じたが,親の積極的な行動により就学前に正常なスピーチを獲得したケースの母親の手記も併記した.この手記をとおして,自分自身を含め病院の治療者にとっては日常的な言動が,受ける側にとってはどんなに重いものか改めて認識された.

Journal

  • THE JAPANESE JOURNAL OF COMMUNICATION DISORDERS

    THE JAPANESE JOURNAL OF COMMUNICATION DISORDERS 16(2), 93-99, 1999-08-30

    Japanese Association of Communication Disorders

References:  5

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008102033
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10091280
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    REV
  • ISSN
    09128204
  • NDL Article ID
    4855158
  • NDL Source Classification
    ZF1(教育) // ZS47(科学技術--医学--治療医学・看護学・漢方医学)
  • NDL Call No.
    Z7-1914
  • Data Source
    CJP  NDL  J-STAGE 
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