ATP感受性心房頻拍に対しカテーテルアブレーション治療が有効であった2例の経験 : 心房中隔以外にリエントリー回路を有した例  [in Japanese] Tso cases with ATP sensitive atrial tachycardia treated by radiofrequency catheter ablation  [in Japanese]

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Abstract

ATP感受性心房頻拍は, リエントリー機序で起こるまれな心房頻拍である, リエントリー回路の局在については, 房室結節近傍の前中隔や後中隔の報告が多い.今回我々は, リエントリー回路が心房中隔以外に存在し, さらにカテーテルアブレーション治療により根治しえた2例を経験した.2例とも器質的心疾患は認めなかった.症例1は, 頻拍は薬物治療に抵抗性であり, 薬剤性QT延長を呈していた.電気生理学的検査では, 2例とも心房内リエントリー性であり, 症例2では, 房室結節二重伝導路も認めたが, 頻拍には関与しなかった.心房頻拍はATP4mgの静注にて停止した.頻拍中の最早期興奮部位は, 症例1では下大静脈-三尖弁輪部間の解剖学的峡部にあり, 症例2では右房自由壁にあった.同部位で高周波通電を行った後, 頻拍は停止し, 根治しえた.心房頻拍症でリエントリー回路がまれな部位に存在しても, マツピングを適切に行うことにより, カテーテルアブレーション治療が有効であると思われた.

Journal

  • Japanese Journal of Electrocardiology

    Japanese Journal of Electrocardiology 21(3), 343-350, 2001-05-01

    Japanese Heart Rhythm Society

References:  10

Cited by:  1

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008114865
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00358282
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • ISSN
    02851660
  • Data Source
    CJP  CJPref  J-STAGE 
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