<I>Three cases of idiopathic ventricular tachycardia that were ablated at the sinus valsalva</I>

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  • 至適通電部位がvalsalva洞であった特発性心室頻拍の3症例

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至適アブレーション (ABL) 部位がvalsalva洞であった特発性心室頻拍の3症例を経験した.症例1は25歳男性.動悸を伴う約33秒間の持続性心室頻拍を認めたためABLを施行.発作時の心電図上はV1のR/S比>1, V6にS波 (-) であった.左冠尖にて-45msecの早期電位が得られABLを行い成功した.症例2は57歳女性.めまいを伴う非持続性心室頻拍を認めたためABLを施行.胸部誘導の移行帯はV2, 左冠尖と右冠尖の間で-20msecの早期電位が得られABLを行い成功した.症例3は17歳男性.動悸を伴う約50秒間の持続性心室頻拍を認めたためABLを施行.胸部誘導の移行帯はV3, I誘導に高いR波を認め, 右冠尖にて-18msecの早期電位が得られたが右冠動脈入口部に近接しているため同部位でのABLを断念した.いずれの症例も良好なpacemappingと早期電位が得られた.ABLに伴う合併症は認めなかった.

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