アミオダロンによる肺合併症への対応  [in Japanese] Diagnosis and treatment of amiodarone-induced pulmonary toxicity  [in Japanese]

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Abstract

アミオダロンによる副作用, 特に肺合併症は約5%前後にみられるとされ, ときとして致死的となることがあり, 本剤使用中の患者においては, 肺合併症への対策が重要である.アミオダロン投与患者においては自覚症状や画像検査の定期的チェック以外に肺拡散能検査 (DLco) や血清KL-6値等の間質性肺炎の活動性を示す指標の経過観察が行われるが, 本合併症のすべてを画像所見が出現する以前に予測することは現時点では困難である.アミオダロンによる肺合併症の病型は, おもに亜急性もしくは慢性に発症する型と, 急性に発症する型に分けられ, 経過や%DLco, 血清KL-6値をはじめとするモニタリング指標に違いがみられた.アミオダロンによる肺傷害には蓄積毒性による直接的傷害と炎症免疫学的機序による間接的傷害がある, どちらの機序が主体になるかで病型が異なってくる可能性があり, これが経過や治療反応性に違いを生じさせていることを理解することが重要と考えた.

Journal

  • Japanese Journal of Electrocardiology

    Japanese Journal of Electrocardiology 22(2), 91-96, 2002-03-25

    Japanese Heart Rhythm Society

References:  12

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008115659
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00358282
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    REV
  • ISSN
    02851660
  • Data Source
    CJP  J-STAGE 
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