在宅療養に対する意識と看護に求める役割・援助

書誌事項

タイトル別名
  • Inhabitants' Thoughts and Expectations on Nursing Care at Home
  • 研究報告 在宅療養に対する意識と看護に求める役割・援助
  • ケンキュウ ホウコク ザイタク リョウヨウ ニ タイスル イシキ ト カンゴ ニ モトメル ヤクワリ エンジョ

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抄録

在宅療養に対する地域住民の意識と,看護婦の持っている知識・技術について何を期待し,どんな援助を望んでいるのかを明らかにする目的で調査した。<br>  近い将来,在宅療法・介護等を必要とする,あるいは関わっていく可能性が高い40歳以上の患者100名を対象に,質問紙による聞き取り調査を行った。<br>  その結果,以下の結論が得られた。<br>1. 「自宅で療養したいが家族以外の援助を借りてまでは望まない」と思う人の割合が本稿で調査した地域では高い。<br>2. 同居家族以外の支援者では訪問看護婦・士への期待が大きい。<br>3. 在宅療養について相談しやすいと思う窓口として病院・訪問看護ステーションへの期待が大きい。病院の場合,医師に次いで他専門職種への期待が大きい。<br>4. 社会資源の利用にあたり,どこで誰が,どんなサービスをしてくれるのか,今現在,わからない人が全体の62.5%を占める。<br>5. 訪問看護婦・士には,日常生活の介助やその方法についての指導の面での期待も大きい。

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参考文献 (9)*注記

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