3種類の根管充填法の根尖封鎖性に関する研究 Comparison of the apical sealing ability among three root canal obturation techniques

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Abstract

<p><b>要 約 : </b>この研究の目的は, 3種類の根管充塡法の根尖封鎖性とガッタパーチャの根尖孔からの溢出傾向を比較することである. 真っ直な根管を有するヒト単根抜去歯38本を根管拡大し, 各10本ずつの3つの実験群と各4本ずつのポジティブ・ネガティブの両対照群に無作為に分けた. 被験歯は, シーラーとしてCanals Nを用い, グループⅠはUltrafil injection法, グループⅡは改良型Trifecta法, グループⅢは側方加圧法によって, それぞれ根管充塡された. 37℃の生食水中に7日間保管した後, 歯根表面にマニキュアを塗布した. 被験歯は, 37℃の1.56%メチレンブルー溶液中に7日間浸漬した. 歯根を横断し, 根尖部の色素浸透距離が計測された. 浸透距離の平均は, グループⅠで2.70 mm, グループⅡでは3.20 mm, グループⅢでは2.24 mmであった. 3種類の根管充塡法の間にはメチレンブルー色素の浸透に関して統計学的有意差はなかった. Ultrafil injection法では, 10本中8本 (80%) にガッタパーチャの溢出が生じた. 改良型Trifecta法と側方加圧法では, ガッタパーチャが根尖孔から溢出した例はなかった. この結果, 改良型Trifecta法は根尖封鎖性とガッタパーチャ溢出抑制の点で効果的であることが示唆された.</p>

Journal

  • The Journal of Japan Endodontic Association

    The Journal of Japan Endodontic Association 16(1), 6-14, 1995-06-30

    Japan Endodontic Association

References:  25

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008153193
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10443184
  • Text Lang
    ENG
  • Article Type
    ART
  • ISSN
    13406248
  • Data Source
    CJP  J-STAGE 
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